昨日、ニューメロンを今季初収穫。

苦節3年(大げさですが)、ようやく自慢できるものができたようです。

昨年もそれなりのものはできたのですが、なぜか小さくて、香りは良くても甘みはさほどありませんでした。

※上の写真は昨年のものです。

ところが、今年のものは一回り大きく、ずっしりとしています。

測ってみたところ、501g。

これだけあれば、普通に売っているものと変わりません。

また、へたの周りに亀裂が入っているのが完熟の印なのだそうですが、切ってみるとこんな感じ。

とても綺麗で、種も未熟がありません。

早速食べてみましたが、取り立てなのでやや硬めでしたが、さわやかな甘みで十分に美味しかったです。

このメロンは、子供のころにさんざん食べたのですが、最近は見つけるのが困難なので自分で作ることにしたわけです。

しかし、満足できるものができるまでに3年もかかってしまいました。

それもまだ1個。

ただ、まだまだ花もたくさん咲いているし、実もつけていますから、あと数個はいけるのではないでしょうか。

ツルの伸びもすごいです。

これを無肥料で作っている、と言われても信用する人は少ないかも知れませんね。

現状では蔓が伸び過ぎて、もうどうにもならないので窓の桟に固定しました。

窓からぶら下がるメロンが見られるかも知れません。

さて、これで美味しいメロンができることを証明できましたので、来年はもう少し欲張って、難易度の高いメロンを作りたいと思っています。

マスクメロンは屋根(ビニールハウス)がないと無理なので、こんな品種はどうかなと思っています。

果実は1kg前後、糖度は14度とありますからかなり甘いです。

ただ、一般的な栽培法ではよほどのベテランなら別ですが、うまく行く可能性はかなり低いでしょう。

しかし、垂直仕立て栽培なら別。

何といっても、無肥料なので肥培管理がとてもシンプル。

支柱を立てて、蔓を麻ひもで垂直に誘引する。

あるいは、水平栽培にして蔓を同じ方向に誘引します。

本をしっかり読んで、私のように余計なことを考えなければ初年度からできる確率は高いと思います。

メロンもそうですが、果物は自分で作るに限ります。