人工石油を開発したニュースがあったので、取り上げます。
その前に、石油とはどういうものか確認しておきましょう。
石油とは、炭化水素を主成分として、ほかに少量の硫黄・酸素・窒素などさまざまな物質を含む液状の油で、鉱物資源の一種である。地下の油田から採掘後、ガス、水分、異物などを大まかに除去した精製前のものを特に原油という。
ウィキペディアから
石油のでき方とは? 石油の取り出し方とは? わかりやすく解説!
この記事によれば、
大昔地球上に住んでいたたくさんの微生物の死骸が海の泥につもり泥に埋もれそれがバクテリアの作用をうけたり、地熱や地圧の作用をうけて長い年月のあいだにだんだん変化してできたものが、石油であるということです。
ただ、石油が出るところは限られており、日本では秋田県などの一部にしかなく、ほとんどを輸入に頼っている。
ここまでは誰でも知っている事実です。
ところが、石油を人工的に作ったことが発表されました。
じゃぁ、もう石油を外国から買わなくても済む?
元記事は、こちらですね。
水と大気中のCO2等から生成する人工石油の実証実験がテレビ大阪で放映されました。
実は、私は以前から知っていました。
知る人ぞ知る、的なものですが、荒唐無稽な話でありません。
他にも作る方法は研究されていますが、石油を作ることは、非常に危険な行為とも言われています。
分かりますよね、利権が大きいからです。
今回の技術は水と二酸化炭素を使っていますが、両方とも普通にあるものなので、これが本格的に生産されるようになれば素晴らしいことです。
いや、素晴らしすぎる技術です。
でも、反対に利権を失う側のことも考えておかないとトンデモないことになります。
あくまでも噂ですが、開発者が事故で死んだりしているようです。
石油の製造機械はレンタル
開発した会社は、石油を作るのではなく装置をレンタルするようです。
確かに、その方が無難ですね。
レンタル料は月額50万円。
コストは、レンタル料や電気代を含めても10~14円/ℓ程度のようです。
でも、レンタル料だけで年間600万円は個人では無理ですから、運送会社とかタクシー会社などで使えば採算が合いそうです。
でも、最初は公共で使っていくのが理想で、実際に大阪市が支援するようです。
市の所有する車の燃料を賄えれば、普及に弾みが付くのではないでしょうか。
水と大気中のCO2等から生成する人工石油(合成燃料)を活用した実証実験を支援します
いずれにしても、成功するよう慎重にやっていただきたいものです。
追記 2023.11.5
この人口石油について、新たにYouTubeで発信されている方がおられましたので、シェアと拡散をいたします。
内容は、上の動画よりも今中名誉教授がより具体的に内容を話されているのが見所です。
願わくば、この技術を日本が積極的に使い、石油をすべて国産にできたらいいなと思います。
また、世界中に広まれば紛争もなくなるのではないでしょうか。