一昨年、長いことジャムを作って楽しんできたイチジク(在来種)が虫にやられて枯れてしまった。

仕方なく、その年(2020年)の秋にドーフィンとホワイトゼノアという品種を植えたのだけれど、ドーフィンは冬を越せず枯れてしまい、ホワイトゼノアが生き残った。

ホワイトゼノア 2本立てで樹高は3m以上になった。

しかし、そのホワイトゼノアも春からあまり成長しなかったので、夏近くになって垂直仕立ての応用で支柱を立てて縛ってみた。

すると、勢い良く成長するようになり秋には、食べられるほどではないが小さい実をつけた。

今年は何本か出た枝を剪定し、2本仕立てとして栽培している。

一文字仕立てにしようかと思ったが、まだそのレベルに達していないので、とりあえず2本仕立てにしてみた。

10月になり、待望の大きな実をつけてくれたので食べてみたが、酸味は少なく、甘くて柔らかい食感。

美味しいが、ジャムにするには量が足りない。

2年ぶりの収穫

来年は、うまくいけば大量に採れそうだが、念のためにドーフィンを買い直した。

前回枯らしてしまった経験から、剪定枝を挿し木にして増やし、元の樹は鉢植えで管理するようにしている。

こうしておけば、仮に鉢植えが枯れたとしても再生することが可能。

苗木は1000円近くするので、そう何度も枯らすわけにはいきませんからね。

一応、3本挿し木した内、2本発根したので土手に植えました。

垂直栽培で気がついたことは、木でも野菜でも風で揺さぶられるのは成長に大きく影響するらしいこと。

なので、イチジクも風でぶれないようにしてあります。

もちろん、木の成長はそれだけではないとは思いますが、今回は場所が良かったのかとても元気に育っています。

来年は実をつけてくれそうな気がします。

柿の木の下に植えたドーフィン

こちらもドーフィンですが、少し細くて頼りない。

いずれにしても、これまで作っていた在来種のイチジクなら肥料などやらなくても勝手に大きくなり実をつけてくれました。

改良品種は難しい?

でも、改良された品種はきちんと肥培管理しないとうまくいかないようです。

以下の動画は、イチジクの栽培を丁寧に解説しているチャンネル。

これを見ておけば失敗は少いと思います。

なお、ドーフィンが枯れてしまった理由は良く分かりませんが、寒さの影響が大きかったように思っています。

以下、鉢植え栽培の今後の予定です。

第一段階 肥料を使って栽培

第2段階 肥料を使わず垂直仕立て栽培

当然、枯らしてしまうのは嫌なので冬の対策はしっかりやります。

ああだこうだと、色々やっていると1年があっという間に過ぎてしまいます。

もう人様の役には全く立つようなことはできないけれど、うまく行ってもいかなくても満足感に浸れれば十分です。