新型コロナの流行が始まったのは2020.1月からと言われていますが、あれから4年以上が経過しました。
未だに多くの人々はマスクをしていますが、政府は昨年の5月から新型コロナ感染症は、普通の風邪と同じ扱いになったことを通知しています。
新型コロナウイルス感染症の位置づけは、これまで、「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」としていましたが、令和5年5月8日から「5類感染症」になりました。
たぶん、ほとんどの国民は新聞やTVのニュースでこれを知っているはずです。
<事業者における従前の対応(例)と考え方等>
対応(例) | 対策の効果など | 考え方 |
---|---|---|
入場時の検温 | 発熱者の把握や、健康管理意識の向上に資する可能性 | 政府として一律に求めることはしない 対策の効果(左欄参照)、機器設置や維持経費など実施の手間・コスト等を踏まえた費用対効果、換気など他の感染対策との重複・代替可能性などを勘案し、事業者において実施の要否を判断 |
入口での消毒液の設置 | 手指の消毒・除菌に効果 希望する者に対し手指消毒の機会の提供 | |
アクリル板、ビニールシートなどパーティション(仕切り)の設置 | 飛沫を物理的に遮断するものとして有効 エアロゾルについては、パーティションでは十分な遮断はできず、まずは換気の徹底が重要 |
<例>
- 【共有部のトイレ】ハンドドライヤーは、使用できる
- 【ビュッフェスタイルでの飲食物提供時】取り分け用のトング等を共有する場合、利用者は使用前に手指消毒を行う(使い捨て手袋の着用は求めない)
しかし、買い物に行っても散歩していてもほとんどの人はマスクをしている状況です。
海外ではほとんどマスクはしていないようですが、この国の人々はなぜにそれほどまでにマスクに拘るのか。
日本人は、コロナウイルスで死ぬとでも本気で思っているのでしょうか。
日本人はマスクを外せない?
これは昨年の暮れのものですが、非常に興味深い記事を見つけました。
マスク「着ける派」なお8割 感染予防だけが理由じゃなかった…新型コロナ5類移行半年、2254人アンケート
2023/11/08 08:23
新型コロナウイルス感染症の予防策として定着したマスク着用について、南日本新聞「こちら373(こちミナ)」は、アンケートを実施した。感染症法上の位置付けが5類に移行して8日で半年。着ける、着けないは個人の判断に委ねられているが、半数以上が「いつも着けている」と答えた。目的は感染予防が大半を占めた。
10月27日~11月1日、こちミナと「みなみパス」登録者を対象にインターネットで募った。鹿児島県民ら2254人が回答。年代は60、50代が各30%、40代17%、70歳以上14%の順に多かった。無作為で民意を把握する世論調査とは異なる。
5類移行後、マスクを着けるかどうかの問いに「いつも着けている」56%、「たまに着けている」29%と、「着ける派」が8割を超えた。「ほとんど着けていない」9%、「全く着けていない」4%だった。
着ける派の理由(複数回答)は、「感染予防」が90%と突出した。「周りが着けている」26%、「職場などで呼びかけがある」16%と続いた。いつまでマスクを着けるかは、「感染の不安がなくなるまで」が最多の60%。「ずっと着ける」15%、「周りがやめるまで」8%だった。
「ほとんど」「全く」着けない人の理由(同)は、「5類になったから」が最も多く49%。「意味がない」42%、「着け外しが面倒」37%が続いた。
どういう場面で着けるか(同)は、「病院や福祉施設に行くとき」88%。「商業施設に行くとき」76%、「交通機関を利用するとき」73%と多かった。
出典:南日本新聞
この記事によると、感染予防で着けていると90%が回答してます。
着けるの理由(複数回答)は、「感染予防」が90%と突出した。「周りが着けている」26%、「職場などで呼びかけがある」16%と続いた。いつまでマスクを着けるかは、「感染の不安がなくなるまで」が最多の60%。「ずっと着ける」15%、「周りがやめるまで」8%だった。
全く理解できないのが、感染の不安がなくなるまでマスクをするが60%もいることです。
しかし、マスク自体にそんな効果はありません。
マスクに感染予防効果はありませんと、はっきり書いてあるはずです。
もちろん、どのようなシーンでもマスクは不要と言ってるのではありません。
医療関係者や花粉症の方は必要でしょう。
しかし、普段の生活においてはマスクをするの止めた方が良いと言っているのです。
スーパーの買い物や散歩にマスクする必要がありますか?
日本人は、無駄なお金と資源をどこまで浪費したら気が済むのでしょう。
マスクの無駄遣いとゴミ
そして、こんな記事もありました。
【増え続ける海洋ごみ】マスクや手袋、「コロナごみ」が海を脅かす。経済学者・原田禎夫さんに聞く、海を守るためにできること
この記事の冒頭部分を引用します。
新型コロナウイルス感染拡大による影響で、使い捨てマスクや手袋といったプラスチックごみが急増している。
いま世界的な問題となっている海洋ごみは、こういった街の中で出たごみが河川などを伝って海へ流れ込んだものが7〜8割を占めている。中でもプラスチックごみは、自然界の中で完全に分解されることなく途方もない年月をかけて海をさまよい、海に暮らす生物に対し悪影響を与え、生態系のバランスを崩す原因に。
新型コロナウイルスの感染防止対策ももちろん重要ではあるが、一方で海へ流れ込む大量のプラスチックごみを無視することはできない。しっかり感染予防をしながら、ごみを流出させないために私たちにできることとは何か。
コロナはもう終わっているのですから、ごみの問題にも目を向けませんか。
毎日1枚使うと、1億人なら1億枚。
最近はゴミ処理問題は騒がれなくなりましたが、ゴミ焼却灰や埋め立て地の問題が解決されたわけではないはずです。
たかがマスクと言うほど軽い話ではないと私は思います。
もう止めませんか、コロナは終わってますし、最初からインチキなのですから。