自然を使えば豊かになれる

【安くて良い物はない?】太陽熱温水器は15年以上使うもの。採熱性能はもちろん、耐久性も重要なポイントです。

2018/11/03
 
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nonofho
野の花が好きで、那須山を中心に八方ヶ原などを長年撮影をしてきました。定年後は、その経験を少しだけ生かして自然な生き方を模索しています。アップする記事は、そのほとんどが経験や実験に基づくものです。コマーシャリズムに流されず、真実を追求していきます。応援よろしくお願いいたします。

 

こんにちは、とちぎエネットです。

 

前回は「誰でもできる圧力型真空管式太陽熱温水器」について書きました。

もしかすると、太陽熱温水器を使ってみたくなった方がいるかもしれません。

 

でも、お店には置いていないし、ネットの情報ではどれもこれも性能は素晴らしいことが書いてある。

けど、イマイチ信用できない。

 

そんなに良いものなら普通に売っていてもいいんじゃないの?

怪しい?

 

さらに中国製のようだけど、作りは大丈夫なの?

安かろう悪かろうじゃないの?

アフターサービスは?

 

次々と疑問が・・・

今回は、そんな疑問にお答えしたいと思います。

 

(目次)

  1. 値段はピンきり
  2. 生産国はほぼ100%中国
  3. タンクにも差がある
  4. 真空管は1.8mが標準
  5. とちぎエネットの真空管式太陽熱温水器
  6. まとめ

 

1.値段はピンきり

 

当たり前の話ですが、良い製品は良い材料を使います。

なので当然高くなります。

 

中国製だからといって、安物ばかりを作っているわけではありません。

 

分離分割型真空管式太陽熱温水器

 

写真の分離分割型 真空管式太陽熱温水器は、300Lタイプで約50万円です。

作りはしっかりしていますし、循環ポンプはドイツ製を使うなど、耐久性にもこだわっています。

 

ちなみに日本のメーカーが扱っている平板式の強制循環式(中国製)は、これよりも5割以上高いと思います。

いまや中国は世界の工場、あなたの使っているお気に入りのスマホだって中国製です。

 

もちろん真空管式の太陽熱温水器を日本の技術で作れないことはないでしょう。

ですがが、作ったとしてもノウハウや実績が無いので、性能・価格とも段違いで勝負にならないと思います。

 

日本凄い!」は幻想です。

 

そんな中、ネットで検索すると非常に安いものが見つかります。

見た目もデータもはさほど変わりません。

 

データ改竄が当たり前の日本ですから信用するほうがおかしい。(笑)

 

冗談はともかく、写真や説明文だけでは分からないところも多いのです。

いや、ほとんど分かりません。

 

例えば貯湯タンク。

インナータンクはステンレスですが、厚みを薄くして。

外装塗装も工程を少し省略すれば製造コストは下がります。

 

でも、すぐに錆びてしまうかも知れません。

 

日本では不良品として交換ですが、中国国内や東南アジアでは通用するのだそうです。

向こうでは少しの漏水なんて気にしない。

 

さすが大陸の人々は大らかです。

 

 

一体型の貯湯タンク

 

とちぎエネットが安物を扱わないのは、少なくても15年、できれば20年は使っていただきたいからです。

なので、架台は耐久性を考慮して特注でアルミ製にしています。(カタログの写真は鉄製です)

 

2.生産国はほぼ中国

 

それから、誤解をされている方が多いので強調しておきますが、現在の中国は世界一の自然エネルギー大国です。

特に真空管式太陽熱温水器の普及は凄まじく、商品の多さと生産量は他の追随を許しません。

 

まさにどこの屋根にもついているという状況です。

 

上海のホテルから見た普及状況

 

タダの熱源ですから使わないほうがおかしい。

 

一方で、粗悪品の横行も中国製の特徴で、良いものもあれば悪いものもあります。

 

分離分割型のヘッダー

 

製品が本当に確かなものか、カタログなどを見ても実際分かりません。

なので、工場まで行ってきちんとしたものかどうかを確かめてきました。

 

工場に一度くらい行って何が分かるのか?

そう思われるかも知れません。

 

確かに工場検査というのは事前に通知していますから、先方は良いところしか見せないはずです。

でも、私は前職で何度も工場検査をした経験があり、きちんとした会社はすぐに分かります。

 

毎日やっていることは誤魔化しようが無いのです。

ま、どこに着目するかは企業秘密ですが・・・

 

3.タンクにも差がある

 

タンクには、一体型(圧力型と自然落水型)とタンクと採熱器が分かれている強制循環型型があります。

いずれも、まともな製品ならインナータンクにステンレスを使っています。

 

インナータンク用のステンレス板

 

注意しなければならないのは材料の厚み、ステンレスは重いので薄いのを使えばかなり軽くなるわけです。

どこまで厚いのが適正かは分かりませんが、少なくとも材質と厚みは注意したいところです。

 

それから、公称容量200Lとあっても実質190Lというのもあります。

これはネットとグロスのことでしょうけれど、実質表示(ネット)でなければ騙された気分になります。

 

10Lの差は小さくないと私は思います。

 

 

強制循環型のタンク

 

もしかして、真空管が小さいのに標準型と同じ能力の場合には数字のマジックがあるかも知れません。

採熱力は太陽光を受ける面積に比例するのですから。

 

4.真空管は1.8mが標準

 

当社の真空管採熱器は、Φ58mm×1.8mです。

かなり大きいですが、200L用で24本の設定となっています。(占用面積4㎡)

 

なお、一部ですが、Φ47mm×1.5mの製品が輸入販売されています。

私が最初に購入したのがこれでした。

 

 

 

日本の住宅では、小さい方が有利な場合もありますので一概にどちらが良いとは言えません。

それと、Φ47mm×1.5mの真空管は特殊なので、値段はやや高いかもしれません。

 

 

標準型の真空管採熱器

 

 

15年先を考えれば1.8mの真空管をお薦めしておきます。

長い間には、真空が抜けたり、外的な要因で割れたりするかも知れません。

 

簡単に手に入り、かつ安価が一番望ましいのです。

 

5.とちぎエネットの真空管式太陽熱温水器

 

当社では「ONOSI社」の製品を直輸入しています。

 

 

ONOSI社は輸出専門の会社で、国内向けには販売していません。

中国では低価格の製品しか売れないため、主に東ヨーロッパやアメリカに輸出しているようです。

 

2016年実績が12,000台で、その内日本が十数台・・・

ちょっと情けない数字ですが、今後増えれば嬉しいですね。

 

私がここ数年間で販売したONOSI社の製品は非常に満足のいくものでした。

何より設置後のトラブルが皆無。(温水器本体の)

 

特に圧力型は、CPが抜群で質の高さが感じられます。

 

圧力型真空管式太陽熱温水器

 

当然ですが、1台1台漏水試験をしてから出荷されます。

 

漏水試験機

 

ヒートパイプの先端カバー

 

圧力型はヒートパイプが水と直接接触しないからとても衛生的です。

また、真空管が割れても漏水しません。

 

初期の真空管式の太陽熱温水器の弱点は漏水にあったわけです。

真空管が割れると水が漏れてしまう。

 

それと、真空管内部にコケが生える可能性がありました。

 

そんな弱点を根本的に解決したのが「ヒートパイプ方式」です。

しかも地上に置ける。

 

簡単なようですが、これって凄いことなんです。

それまでの太陽熱温水器は、屋根のような高いところに設置しなければならなかったのですから。

 

それだけではなく、ボイラーに接続できるので給湯全体に使えるのです。

お風呂だけではないんです。

 

未だに太陽熱温水器をボイラーに接続すると、熱いお湯でボイラー(給湯器)が壊れてしまう。

なんて言ってる人がいます。

 

これはある意味「営業妨害」ですね。(笑い)

技術をバカにしている。

 

 

きちんとミキシング弁でお湯の温度を調整してボイラーに送り込みます。

一応38℃が標準になります。

 

それで壊れるようなボイラーはありません。

 

 

ところで、自然落水型が安いと思っていませんか。

確かに作りが簡単ですから安いことは安いです。

 

でも、もはや時代遅れでCPはかなり低いです。

値段は圧力型といくらも違いません。

 

やめておきましょう。

 

6.まとめ

 

私が一番気にしているのは、「そんなに良いものなら普通に売っていてもいいんじゃないの?」と言う疑問です。

これは全くその通りかと思います。

 

でも、それが不思議なんですね。

察していただきたいのは、太陽熱温水器を給湯器に接続すると燃料費(電気でも)が半減してしまうこと。

 

これは実際に私が経験してきた事実で、誇張でも何でもありません。

しかも何の問題もないのです。

 

ですが日本では普及しません。

いや、以前は普及していました。

 

なんででしょうね。

もしかしたら、こんなものが普及したら困るのかな。

 

ところが中国では、どこの家でも太陽熱温水器があります。

また、太陽熱温水器の無いアパートは入居者がいないと聞きました。

 

かつて日本は太陽熱温水器では世界をリードしていました。

しかし近年はオール電化が益々普及し、お湯はエコキュートで「太陽熱温水器、なにそれ?」のレベル。

 

最近、こんな言葉を見つけました。

 

知らないことは罪である

知ろうとしないのはさらに深い罪である

出典:船瀬図書館

 

知識は金なり!

知らなければ損するばかりです。

 

太陽熱を使って豊かな生活を始めてみませんか。

 

とちぎエネットは、真空管式太陽熱温水器のご相談を承っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

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野の花が好きで、那須山を中心に八方ヶ原などを長年撮影をしてきました。定年後は、その経験を少しだけ生かして自然な生き方を模索しています。アップする記事は、そのほとんどが経験や実験に基づくものです。コマーシャリズムに流されず、真実を追求していきます。応援よろしくお願いいたします。

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