【真空管採熱器】雨の日でもそれなりに温度は上がる

昨日は終日雨が降っていました。
当然、こんな日は太陽熱温水器の温度はあまり上がりませんが、サンルームに置いてある真空管はおやっと思うほど温度があがります。
ま、明るい雨降りに限りますが・・・
この日、水を入れた直後の温度は25.6℃ですが、早朝に測った水道水の温度は21.6℃でした。
なので、ちょうど4℃高くなっています。
理由は、水を入れたのが9時半ごろだったため真空管内の温度が少し上がっていたためと思われます。
それにしても、一瞬で4℃も上がってしまうとは驚きです。
結果的には38.8℃まで上がり、13.2℃の上昇がありましたが、気温が高いので放熱が少ないこともあります。冬だとこうはいきません。
これほど上がるならば、よほど暗い日でもなければ水を入れておいた方が良いと感じました。
自ら沸かすよりも格段に仕事も早くなりますから。
ところで、ここまで書いてきて太陽熱温水器はどうなのかが気になってきました。
違いは、1リットル当たりの真空管の長さを比較すれば良いので計算してみましょう。
200L 真空管1.8m 24本 @0.22m
1.8L 真空管0.6m 2本 @0.67m
つまり、3倍の採熱能力なわけですから明るい雨ふりであれば、そこそこ温まると言うわけです。
ならば、太陽熱暖房用の真空管も調べてみましょう。
こちらは暖房用なので更に強力となっています。
180ℓ 真空管1.8m 95本 @0.95m
さすがに凄い数値ですが、暖房用にするにはこれくらいの能力が必要になわけで、簡単にはできません。
さて、今日は一転晴れて暑くなりそうです。
太陽熱温水器は何度まで上がるでしょうか、楽しみです。