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【毒の山】汚泥肥料を使ってはならない

 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

一見して良さそうな話です。

いつの話かと思ったら7月2日、毎日新聞の記事でした。

 

会員限定有料記事 毎日新聞

汚泥由来の肥料で育てたアスパラガスを収穫する高橋恵子さん

 下水処理の過程で生じた汚泥を農業に活用する動きが各地で広がっている。汚泥はリンや窒素を多く含んでおり、自治体は肥料に加工して流通させ、産地は肥料で育てた野菜やコメをアピール。環境への負荷を軽減できるため、国も取り組みを「ビストロ下水道」と銘打ち、イメージや認知度向上に努めている。

 「使い始めると野菜のえぐみがとれて、甘くなった」。佐賀市のアスパラガス農家、高橋恵子さん(60)が、下水由来の肥料のメリットを語った。独自で肥料にもみがらや竹のチップを混ぜて畑にまいており、アスパラガスは地元農協に出荷するほか、味が評判を呼んで東京都内の飲食店にも卸す。肥料は10キロで20円ほどとコストが安いのも魅力という。

 神戸市は水処理の水ing(東京)と共同で、汚泥から回収したリンで、肥料「こうべハーベスト」を開発。JA兵庫六甲(同市)も販売や営農指導で協力しており、2019年秋には肥料を使ったコメ「きぬむすめ」が初めて収穫された。

 

もう30年近く前だと思いますが、公共下水道や農村集落排水などが普及し始めたころからこの汚泥処理は最重要課題であったわけです。

なぜ問題かと言うと、汚泥を脱水・濃縮するわけですから、どうしても有害な重金属を多く含むようになります。

 

再利用はできませんから埋め立て処分になります。

しかし、埋め立て処分では場所の確保と多額の費用が掛かりますから、できれば畑に再利用できればと思うのは自然な流れです。

 

でも、重金属やその他の有害物質が含まれものはやはり農地には使えません。

もちろん検査して問題の無いものは再利用してきたはずですが、それはほんのごく一部で、しかも汚泥を肥料にしている作物は仮に問題なくても敬遠されました。

 

そこに2011年の福島第一原発の爆発事故で放射能が東日本、東北地方に降り注ぎ、新たな問題が発生しました。

当然ながら汚泥にもかなりの放射性物質が含まれていると考えるべきで、今回のような安易に畑に利用することには反対です。

 

美味しい野菜ができることと安全は別物です。

 

それよりも、無肥料で作物を作ってみませんか。

農薬も肥料も使わなくとも作物ができることはすでに実証されています。

 

私もやっていますが間違いなくできます。

違うのは工業製品のように規格が揃わず、収量が少なかったりするだけです。

 

農家にすればたとえ収量が落ち収入が減っても、その分支出も減りますから試してみる余地は大いにあるのではないでしょうか。

 

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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

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