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【事なかれ主義】ソーシャルデイスタンス確保論に断固反対 京都大学藤井聡教授

 
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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

私の父はとても無口な人だったのですが、数少ない言葉の一つに「国の言うことと反対のことをやれば間違いない」があります。

当時は減反政策が始まり、国からの指導で稲の代わりにキュウリやトマトなどの野菜を作っていましたが、米のように価格が安定せず儲からなかった。

 

キュウリの相場が良いからと国の指導で増産すると翌年は大暴落。

当時はお上(国)の意向は絶対でしたから逆らえないこともあったのでしょうが、「国の言うことは3年遅い!」とこぼしていました。

 

今回のコロナ禍におけるソーシャルディスタンスも、国ではこうしろああしろと言ったとしても、結果には一切責任は持たないことは明々白々です。

最悪、国の指導に従って生活していたら収入が無くなり、飢えて死んでしまったとしても自己責任ですから、盲目的に従うことは非常に危険であると思います。

「優先すべきは何か」を自分の頭で考えましょう!

 

【藤井聡】私は、ソーシャルディスタンス確保論に断固反対します。~飲食店・公共交通・文化産業を不条理な「事なかれ主義」から守るべし~

ようやく、緊急事態宣言が解かれる方向となりました。
東京や大阪はまだ解除されていませんが、近日中に確実に宣言解除となるでしょう。

これで早晩、全国で「8割自粛」「Stay Home=家籠もり」も解除され、経済が少しずつ回り始める事になったのですが・・・その中で非常に大きな障害があります。

それが「ソーシャルディスタンス」すなわち「社会的距離」の確保です。

このソーシャルディスタンスは、TVでもほとんど毎日必要だと繰り返されており、専門家会議の「新しい生活様式」の中でも、「最も必要」という体裁で一丁目一番地に明記されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

しかしこれは、感染防止の観点から「絶対必要」とは必ずしも言えないものなのです。

これまでに明らかになっているコロナウイルスの特徴を踏まえれば、
発話しなければ距離が近くても感染リスクはほぼありませんし、
発話していても、マスクをしていればリスクはほとんどありません

例えば、仮に社会的距離が全くない満席の状況であったとしても、クラシックコンサートや映画を黙って見ている状態ではほとんど感染は考えられません。

ロックコンサートや格闘技の試合でも、マスク着用を義務づけ、「大きな歓声の自粛」だけしておけば、飛沫が周辺に飛び散り、感染が拡大してしまうリスクをほとんど回避することができます。

それにも拘わらず、今回、芝居やコンサートについて、全国公立文化施設協会が、社会的距離・ソーシャルディスタンスの確保を前提とするガイドラインをまとめてしまいました。
https://www.asahi.com/articles/ASN5H3CSXN5GUCVL02X.html

要するに、観客と観客の間を空けることが必要というガイドラインです。

これでは減収は必至。全く利益が出ず、赤字となるケースが頻発するでしょう。結果、音楽・演劇等の業界関係者は、廃業せざるを得ない方々の続出は必至です。

もちろん、社会的距離の確保が、感染防止のために必須であるなら、それはそれで仕方ないのかも知れませんが、ウイルスの感染経路から考えて、上述のように必須の条件でないのですから、この社会的距離の確保についての項目は、換気の徹底、マスクの着用、大声での歓声・発話さえ可能なケースでは「削除」で全く問題ないと考えます。

にも拘わらず、ガイドラインに書かれてしまったのは、感染抑止が目的というより「事なかれ主義」があるからに他なりません。

政府としては、万一の事があった時にとやかく言われるのが面倒だから、念の為に距離を取れと書いておけば、責任逃れができるだろう、という程度の話で、社会的距離・ソーシャルディスタンスを書いているに過ぎないのです。

そんなくだらない理由で上記の厚労省の専用HPにも、社会的距離が第一番目に書かれることになっているのですが、こう書かれてしまえば全国公立文化施設協会としても、無視するわけには行かなくなってしまうわけです。

何という国民に対する無配慮・・・そんなくだらない「小役人的な事なかれ主義」せいで、ミュージシャンや演劇関係者、照明さんや大道具さん、小道具さん等、ありとあらゆる関係者の暮らしが脅かされ、その帰結として日本の音楽文化や演劇文化が危機にさらされるのですから、これほど悲しい話はありません。

繰り返しますが、ソーシャルディスタンスが感染抑止のために必須であるなら仕方ありませんが、実際の所、さして必要ではないのです。

これは要するに、未だに「過剰自粛」のマインドが残存しており、これが経済を苦しめ続ける状況にある、という次第です。

同じ事が、公共交通事業者や飲食店においてもあります。

公共交通について言えば、社会的距離・ソーシャルディスタンスの確保は、経営上、致命的な打撃を与えます。これが絶対条件になれば、ほぼ全ての路線が「赤字」に転落してしまい、多くの路線が廃線になり、事業者の倒産も相次ぐ事になります。

しかし、公共交通においても、ウイルス学の見地からいって、(超満員電車を除けば)換気さえ徹底し、皆が会話しないかあるいはマスクさえしているのなら、社会的距離の確保は何も必要ではないのです。
(詳しくは、こちらのポスターをご覧下さい!
https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=640×10000:format=png/path/sbcc4d6830fcbe243/image/i0a1eb349a6faec18/version/1589247269/image.png

飲食店についても、ラーメンチェーンの「一蘭」の様にパーティションで区切っていればもちろんのこと、(換気さえ徹底していれば)「食事中以外はマスク着用、食事中は静かにする」ということをお願いしていれば、社会的距離は必要ではありません

「食事しながらの会話」を許容したいという店舗があるなら、そういう店舗においてのみ(換気に加えて)ソーシャルディスタンスを確保すればよいのです。

「飲酒」に関しても、互いの発話に伴う飛沫が直接グラスにかかる事を避ける工夫(例えば、グラスを口に傾ける時だけマスクを外し、それ以外はマスクを着用するようにする、飲まない時は、グラスの飲み口に何らかのシートをかけておく等)をすれば、感染リスクを大幅に下げることができますから、ソーシャルディスタンスの確保を回避するバーの通常営業も可能でしょう。

この様に、実際の感染プロセスを具体的にイメージし、それを防ぐという態度で考えれば、それぞれの業態毎にソーシャルディスタンスを確保しなくても済む工夫はいくらでも考えられるのです。

にも拘わらず、ただ単に責任逃れしたいからという程度の理由で流布された「社会的距離・ソーシャルディスタンス」確保論は、そうした一切の工夫を暴力的にうち捨てるのです。

我々人間はソーシャルディスタンス・社会的距離を確保し続けては、生きてはいけない存在。だから私達の社会は、そんな距離を確保しないことが前提でできあがっているのです。

家族の団らんや恋人同士の語らいはもちろんのこと、文化的活動や「公共」交通での移動は全て、ソーシャルディスタンスを「縮める」こと、すなわち「広義の接触」から始まるものなのです。

にも拘わらず政府の「新しい生活様式」は、驚くべき事に外出時のみに適用せよという話ではなく、自宅においてすら配慮しましょう、ということも言われているのです。したがって、この政府の指針に真面目に完璧に従う限りにおいて、私達は家族との団らんにおいても距離を確保し、食事中は押し黙らねばならなくなるのです。これでは、公衆におけるまともな精神衛生の確保は著しく困難となるでしょう。

したがって、私達の経済、社会、そして、共同体や家族、そして、わたしたちの健全なる精神そのものを成立させるために不可欠な広義の「接触」に対する配慮の一切を欠いた、「暴力的」とも言いうるソーシャルディスタンス確保論に、私は、断固反対いたします

これは、新型コロナウイルスからの攻撃から身を守りながら、人間が人間であることを続けんがための闘争なのです

追申:
こうした「暴力的に自粛を強要する事なかれ主義」の深淵にあるものはもちろん、「コロナに対する恐怖心」です。もちろん、「未知」と言われるウイルスに対して適度に恐れることは必要ではありますが、どうやら中には「過剰」と言わざるを得ない水準で新型コロナウイルスを恐れる方が一部におり、その人達に引きずられる形で「暴力的に自粛を強要する事なかれ主義」がはびこっているのが実態です。ご関心の方は是非、ご一読ください。

『なぜ、新型コロナウイルスを「過剰」に恐れる人がいるのか?』
https://foomii.com/00178/2020051118195466316

 

 

 

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