太陽熱利用で地球温暖化阻止!

【太陽熱暖房】春から秋までの熱利用を考える(その4)

2020/10/31
 
この記事を書いている人 - WRITER -
nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

このところ3回に分けて太陽熱暖房の期間外利用について報告しましたが、結果としては非常に不満足な状況でした。

そのため、大幅な改良を行いましたので、以下報告します。

 

改良の概略は、太陽熱暖房の前モデルのタンク(長さは約3mほど)を使い、タンクの中に太陽熱暖房の採熱器からの熱を送り、その熱で循環水を温めるようにしましたものです。

 

 

写真は、今回使用した加熱用のステンレスタンクです。

以前使っていた太陽熱温水器のものですが、機種変更のため廃棄するところだったのですが、今回再度活用することにしました。

 

 

ステンレスは熱伝導率が良く、非常に熱くなりますので、保温はスタイロフォームとグラスウールとしました。

スタイロフォームの耐熱温度は80℃のようなので何とか大丈夫でしょう。

いずれも余りものを使っていますから費用はゼロです。

 

 

表面はアルミシートでカバーしますが、一番外側なので遮熱効果よりも紫外線対策と雨よけです。

 

 

タンクの中にステンレス管を2本(冷水・温水)を入れて接続しました。

最近はフレキ管の加工が上手くなったので、この程度なら簡単にできます。

 

 

 

写真左の赤い管は、必要ないようなので外しました。

以上で完成です。

 

 

 

さて、結果はどうなったでしょうか。

接続できたのが4月15日の2時ごろだったのですが、その日の到達温度は47.5℃になりました。

当日は朝から天気が良かったのでそれなりの温度にはなるはずですが、4月3日の快晴の日でも38.1℃ですので素晴らしい効果と言えそうです。

 

 

これからしばらく観察をしますが、あまり天気が良くない日でも50℃近くまで行きそうです。

ようやく普通の真空管式太陽熱温水器の領域に近づいたようです。

詳細は改めて報告します。

 

(2020.4.19)

本日、56.5℃を記録しました。

朝の温度は12.5℃でしたので、44℃の上昇となります。

 

 

 

(2020.4.29)

数日間運転を続けたところ急に採熱力が落ちてしまいました。

 

 

4月23日から26日まで、そこそこ天気が良かったのに全く効果が出ていません。(赤枠の部分)

原因を探ってみたら、採熱器のタンクに水が無いために蒸気が発生せず熱が下まで降りてこないことが判明しました。

 

そこで、2回ほどポンプを回してタンクに水を注入しました。

 

タンクに水がないと熱交換されず蒸気が発生しない。

 

その結果、強力な採熱が復活しました。

29日には、天気も良かったのですが58.5℃と最高記録を達成しました。

 

 

つまり、何もしないときの最高記録(4/3の27.6℃)に比べ18.6℃の温度を上げることができました。目標は5℃だったので4倍近い値です。

 

ただ問題もあります。それはタンク内の水が蒸発してしまい、天気が良いと数日で無くなってしまうこと。そのため、井戸水をタンクに注入できるようにし、数日後とにポンプを作動させ注入さすことにしました。

すこし面倒ですが、冬以外の熱利用と採熱器の耐久性を保つためには仕方のないところ。

 

 

なお、こんなことをやっていたら床下のタンクの水がかなり少なくなっていたのに気がつきました。

暖房をOFFにすれば自動的に雨水がタンクに入っているようになっていたはずですが、確認したらバルブが閉まっていました。

以前、点検してもらったときに閉めてそのままになっていたようです。今回バルブを開けたので、今後、雨が何回か降れば注入しなくても済みそうですが、しばらくは良い天気が続きそうですね。

 

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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

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