太陽熱利用で地球温暖化阻止!

【暖房器具選び】石油ストーブが暖かく便利で安上がり 災害にも強い

2020/02/16
 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

とちぎエネットです。

 

もうすぐ今年も終わりですが、これから2月にかけて厳冬期を迎えます。

こう寒くなると、どのような暖房器具を使っていても費用が気になりますが、私は太陽熱暖房を使っていることもあり、天候によって多少の違いはあるものの、12~3月までの4ヶ月間に灯油代は1.2万円くらいになっています。

 

太陽熱暖房導入の経緯は、これまで大量に灯油を消費してきたこともあり、これでは地球環境にも経済的にも良くないとリフォームをしたときに導入しました。

ただ、この方式は燃料費を大幅削減できても設備費が高額で、費用対効果は良くはありませんが将来性を買って決断しました。

 

もちろん太陽熱暖房ですから、太陽の出ない日は何らかの暖房をしなくてはなりません。

そのため、一番暖かくて経済的な暖房器具を考えなければなりませんでした。

 

今回は、石油ストーブに決定するまでの経緯をご紹介します。

 

(参考)

なお、自然エネルギーは不安定で当てにならないと言われますが、年間を通せばどこの地域でもかなりの日照量があります。

 

 

 

多いところで3日に2日、少ないところで2日に1日は太陽が出るわけです。

つまり、これを考慮しながら各地域で自然エネルギーを取り入れれば良いだけのことで、不安定でも何でもありません。

 

私の住む栃木県北部は、内陸ですが太平洋岸の気候ですから年間1900時間くらいの日照があり、それで太陽熱暖房と温水利用をやっているわけです。

 

やってみて分かったことは、太陽熱(自然エネルギー)の利用はまだまだ未完成であり、将来性のある分野であることです。

工夫次第で、私たちは化石燃料からの呪縛から逃れられる日も遠くないと思います。

 

1.ペレットボイラーは高くつく

2.暖房器具の選択

3.まとめ

 

1.ペレットボイラーは高くつく

 

太陽熱暖房を始める時の計画では、太陽の出ない日や朝晩はペレットボイラーで暖める計画でした。

しかし、以下の理由から止めることにしました。

 

1)ペレットボイラーは最低でも50万円以上かかる

2)焼却灰の放射能が心配

3)焼却灰は燃えるゴミで出せない(放射能が高いため)

4)木質ペレットを扱う店が少ない

5)ランニングコストが高い

 

当時は原発事故の直後でもあったので、できるだけリスクを避けたかったわけです。

それから、床下には放熱のための温水タンク(1t)が3つあり、3トンもの水があるわけですから、これを暖めるのはかなりの熱量が必要です。

 

太陽が出ていれば問題無いにしても、出ないときは一から暖めるのは容易ではありません。

やはり、太陽の出ない日には別の方法で暖をとることがベターだと思ったのです。

 

まぁ、最初に説明を十分に聞かなかった(聞かされなかった)私が悪いのですが・・・

 

とりあえず、仕事が始まってしまっていたので、将来に余裕が出たらペレットボイラーを導入することにして配管はしてあります。(無駄でした)

また、建築士はガスボイラーでどうかとの提案もありましたが、いくらランニングコストがかかるのか分らないのでお断りしました。

 

そもそも太陽熱でローコストな暖房をしようしているわけですから。

 

2.暖房器具の選択

 

そんなわけで、太陽が出ないときは直接暖房で温まる方法を考えました。

暖房器具については、様々な製品が販売されているのですが、それぞれにメリット・デメリットがあるので単純に決められません。

 

以下、私の感想です。

 

1)ペレットストーブ

火が燃えるのが見え、雰囲気が良いので最近は人気があるようです。

ただ、ペレット燃料はやはり入手しにくいこと、本体価格も高価なのがマイナス点です。

 

また、ペレットは木質なので灯油と較べて熱量も小さいし、灰も処分しなければなりません。

さらに放射能の問題があり、仮に100bq/kg以下だとしても、灰はその200倍以上になるわけですから簡単には使えないのです。

ま、皆さんあんまり気にされていないようですが、私はダメです。

 

2)薪ストーブ

薪がとれる山を持っているか、十分に手に入る環境なら選択肢としてあり得ますが、木を切ったり割ったりする体力や気力があるかどうかも問われます。

ただ、設備費はかなり高くつきそうですが、ランニングコストは安いので魅力的ではありますね。

 

問題は、ペレットストーブ以上に焼却灰の放射能が気になるところです。

ペレットは、材料の木のベクレルを測って合格したものだけを製品にしているのですが、薪はそのような管理はしないでしょうか。

 

原発事故後、私たちと放射能を一生懸命測り、その危険性を訴えてきた人たちが平気で薪ストーブを使っています。

焼却灰は、仮に薪が10bq/kgだったとしても、その200倍になるのです。

50bq/kgでは10,000bq/kgとなり、放射性廃棄物となりますから、いったいどのように処分するのでしょうか。

 

あと、街中で使うと臭いが気になるとの苦情もあるようです。

面倒なことにならないよう注意したいものです。

 

3)エアコン・電気ストーブなど

スイッチ一つで使え便利なのですが、やはり空気を暖めるのは暖かくないです。

快適な温度にするには25℃以上でないとダメなようで、電気代がかかり過ぎて気軽に使えないのでは問題外です。

ある方は27℃でも寒いと言ってましたが、確かに勤めていた頃の事務室は30℃くらいになってましたね。

 

一方、輻射熱暖房は17℃もあれば、暖かくは感じなくても寒くない温度なので、この違いは大きいのです。

 

我家では、リビング、台所、クローゼット(元6畳和室)のドアを無くしてしまったので、エアコンでは到底暖めるのは困難です。

エアコンや電気ストーブは、小さな部屋か足元など、部分的に温めるのに適していると思います。

 

4)蓄熱暖房(電気)

輻射熱暖房なので、暖かく空気を汚さないのは良い点ですが、設備が高いのと電気を大量に使うのが残念なところです。

また、必要な時に必要なだけ使うわけにいかないのは大きな欠点で、電気を切っても放熱は止められないのです。すぐに減衰するとは思いますが、かなり贅沢なシステムかと思います。

 

原発は即時廃止!の立場としては絶対にやりたくない暖房です。

 

5)ガスストーブ

これは灯油に較べても断然暖かくてクリーンですが、やはり維持費が高くつくのが難点です。

しかし、短時間なら悪くないかなとは思います。

 

器具を無料で貸してくれるところもあるので、場合によっては検討の余地があります。

 

6)石油ストーブ

灯油はガスに次ぐ暖かさで、単価は安く、器具も1万円もしないでかなり良いものが買えます。

東日本大震災のときも大活躍、あれから10年経ちますがまだまだ使えますのでCPも抜群です。

 

 

石油ストーブ

 

暖かく感じるのは灯油の熱量が高いこともありますが、写真のように反射板が付いており、輻射熱が発生することも大きな理由です。

当然、熱が上にも行きますから対流もあり、部屋の空気も時間はかかりますが徐々に温度が上がります。

 

暖房器としては良く出来ているし、エアコンのように単に空気を暖めるだけで、止めるとすぐに寒くなるのとは大違いです。

さらにお湯が沸くのも見逃せません。

 

欠点としては火事に気をつけなければならないことや、点ける時や消す時に臭いがすること。

また、給油が必要なことも面倒ではあります。

 

なお、石油ファンヒーターは、よほど寒いか急いで暖めたいときに使うのが良いと思います。

 

3.まとめ

 

我家の場合は、リフォームするときに二重窓とか断熱もしっかりやって密閉度も高くなっているので、石油ストーブ一つでも案外大丈夫ではないか。

かなり安易な考えでしたが、予想がまんまと当たり、問題なく過ごすことができています。

 

多少寒い時もありますが、そこは暖かい服装をするなど工夫すれば問題ありません。

あまりに快適な暮らしは免疫力も弱くなりますし、負け惜しみでなく、多少熱い寒いを味わった方が良いと考えています。

 

今年の冬もまだ20リットルのタンクを2つを使った程度で、順調に推移しています。

ちなみに今日は朝から晴れ、冷え込みも弱く気持ちの良い朝を迎えています。

 

8時15分、太陽熱暖が起動しました。

 

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