【淡い希望】地球温暖化が嘘という能天気

とちぎエネットです。
さっぱり地球温暖化対策が盛り上がりません。
マスコミも報道をほとんどしませんし、セクシーじゃないからでしょうか。
また、地球温暖化なんて嘘だとか陰謀論だとかいう人が後を絶ちませんから、真偽が分からないというところもあります。
しかし、このような論説だけでなく生活実感を客観的に眺めれば、もはや議論をしている場合ではないのでしょうか。
個人的には、長年山歩きをしてきた経験から確実に暖かくなっていると感じます。
山に通えば、雪や氷の量だけでなく、植物の開花時期ではっきりと分かるのです。
例えば、有名な那須のミネザクラの開花は、30年前なら6月の10日ごろに満開を迎えました。
しかし、現在では5月の下旬であろうと思います。(もしかすると散っているかもしれません)
もちろん気象は一定ではありませんが、平均的に10日以上早まっていることは確実に温暖化していると言えるはずです。
私は科学者ではありませんから地球温暖化が本当かどうか分かりません。
しかし、なにごと予防原則が重要であり、外れればそれでいいはずです。
とりあえず、おかしな言説に惑わされないよう、信用できそうなサイトの資料を見てみましょう。
以下は、環境省から一般社団法人として認定されてる地球温暖化防止活動推進センターからの引用です。
記事はとても分かりやすいもので、「産業革命以降、化石燃料の使用が増え、その結果、大気中の二酸化炭素の濃度も増加しています。」の部分は誰しもが納得できると思います。
地球温暖化とは地球温暖化の基礎知識
地球温暖化の原因と予測
大気中の温室効果ガスの温暖化への影響の割合地球温暖化の原因となっているガスには様々なものがあります。なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響度が大きいガスです。
産業革命以降、化石燃料の使用が増え、その結果、大気中の二酸化炭素の濃度も増加しています。IPCC第5次評価報告書(2014)では、このままでは 2100年の平均気温は、温室効果ガスの排出量が最も多い、最悪のシナリオの場合には最大4.8℃上昇すると発表しました。
地球温暖化のメカニズム
温室効果ガスと地球温暖化メカニズム現在、地球の平均気温は14℃前後ですが、もし大気中に水蒸気、二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスがなければ、マイナス19℃くらいになります。太陽から地球に降り注ぐ光は、地球の大気を素通りして地面を暖め、その地表から放射される熱を温室効果ガスが吸収し大気を暖めているからです。
近年、産業活動が活発になり、二酸化炭素、メタン、さらにはフロン類などの温室効果ガスが大量に排出されて大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めています。これが地球温暖化です。
しかし、これを嘘だとする方々が後を絶ちません。
別に何を主張しようが構いませんが、このような気候変動に対して楽観論はよろしくないと私は思います。
世界中で大規模な気候変動が激増しているだけでなく、日本でも毎年のように巨大台風が来襲し大きな被害をもたらしていますから、決して楽観している状況ではありません。
明日は我が身です。
このような、地球温暖化は嘘という論説に対して解説しているブログを見つけましたので、ぜひ読んでみてください。
【2019】「地球温暖化は嘘」という10の主張は本当?NASAの見解や論文の定説で解説
また、以下の動画は1880年から2017年までの期間で、地球の気温の推移を表現したものです。
これが真実であれば確実に地球は温暖化していることになります。
どなたかが、2020年から地球は小氷河期に入るようなことを言っていましたが、今日も冷え込みは弱く、暖冬です。
今日は1月13日、まだまだ分かりませんがこのまま春になるような気がしてきました。
暖かいことは悪いことではないのですが・・・