夜間の頻尿対策について、気づきがあったので再度書いておきます。

夜間頻尿なんて老化からくるもの、いくら努力してもだめなのかも知れません。

しかし、少しでも改善んできる方法があるならやらない手はありません。

夜中に何度も起きるのは本当に辛いです。

私の場合、夜間頻尿を気にしだしたのが今年の6月下旬でした。

夜中に2度3度、多い時は5回の時もあります。

そこで、何か方法はないものかと調べて見つけたのが「青竹踏み」でした。

【格安の健康器具】青竹踏みで夜間頻尿が改善できるか挑戦しています

確かに、足裏のツボを刺激したり、つま先立ちをすると下腹部の筋肉を使うので運動にはなります。

しかし、これを毎日継続してやるのはなかなか大変な作業です。

コロナ禍で自粛を余儀なくされ、暇なので使っていますが・・・

鼻呼吸で脱肛が治る?

頻尿の話から脱肛になって申し訳ありませんが、実は大いに関係がありそうなんです。

私はYOUTUBEをよく見るのですが、内容とは関係なしに何かに気づくことがよくあります。

今回は高校野球の監督さんの話だったのですが、お尻が出てしまう話題が少しだけありました。

運動選手は、何かと力を込めることが多いので良くある話です。

それを治すには、鼻呼吸を1ヶ月くらい訓練すれば治ると言うのです。

私も中学時代からテニスをやってきましたが、ずっと脱肛に悩まされ続けてきました。

色々とやってはみるものの、治りませんので諦めていました。

しかし、鼻呼吸をするだけで脱肛が治るものなのでしょうか。

改めて、鼻呼吸について調べてみました。

以下、大協薬品工業(株)さんのサイトから引用させていただきました。

健康の基本は「鼻呼吸」

人間本来の呼吸法は「鼻呼吸」なのですが、日本人の多くの人は「口呼吸」をしている現実があります。哺乳動物の中で「口呼吸」をしているのは人間だけ。本来、哺乳動物にとって、鼻は息をするための器官、口は食べるための器官なのですが、人間は進化の過程で言語を獲得し言葉を発するようになったため、口でも呼吸ができるようになったと言われています。生まれたばかりの赤ちゃんは口呼吸をしておらず、言葉を発するようになると口呼吸を行うようになり、それに伴い病気を発症するようになることが知られています。

「口呼吸」は外敵に無防備な呼吸法

多くの人にみられる口呼吸は、冷たく乾いた異物だらけの空気が直接、咽頭や喉頭に当たってしまい、口内は乾燥し、病原体が繁殖しやすい状態になります。つまり、病原菌などの外敵に対して、非常に無防備な呼吸法なのです。人間が発症する病気の7割は口呼吸が原因とも言われています。
口呼吸をしていても日常生活の上で何の支障もない-と考えがちですが、口呼吸の習慣を続けることで、呼吸器系疾患やアレルギー性疾患、皮膚疾患、自己免疫性疾患、精神性疾患などに罹るリスクを高めていることを認識することが大切です。
また口呼吸は虫歯や口臭の原因になりやすいと言われています。口呼吸をすると口の中が乾燥し唾液の分泌も抑えられてしまいますが、唾液には口の中を潤し殺菌する作用があるので、唾液の分泌が減ると虫歯になりやすく、口臭の原因にもなるのです。

人間本来の呼吸法は「鼻呼吸」

口呼吸が無防備な呼吸法なのに対し、鼻呼吸は非常に優れた防御システムを持つ呼吸法です。鼻の入口にある鼻毛は天然のフィルターとも言われ、外から侵入しようとする花粉やホコリなどをブロックしてくれるほか、鼻腔粘膜では、線毛の上皮細胞と粘液の分泌によってウイルスや細菌などのさらに小さな異物を絡め取ってくれます。
鼻から入ってきた空気は、鼻腔の中を通過する際に適切な温度と湿度に調整されるので、肺の負担を軽減し肺の中でスムーズに循環されています。こうした働きによって鼻から入る空気は、口から入る空気よりも感染症に罹るリスクが少ないと言われています。
呼吸器の一部である鼻は、温度調節や加湿機能、空気清浄機能を兼ね備えており、健康のためには鼻呼吸が何より重要だと言えましょう。

〈豆知識〉 「鼻呼吸」とダイエット

鼻呼吸は体にたくさんの酸素を取り込み、脂肪がよく燃焼されるとともに、血流も良くなって内臓機能が活性化され、より多くのエネルギーが消費されるので、基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。
基礎代謝は、呼吸をしたり心臓を動かしたりと、生命を維持するために必要なエネルギーで、座っていたり睡眠中など、じっとしている時にも消費されるエネルギーです。1日のエネルギー消費量の6~7割が使われています。基礎代謝量が上がるということは、特別な運動などをしなくてもたくさんのエネルギーが消費され、食物も効率よく消化でき、体に溜め込むことがなくなり、痩せやすい体になるといえます。効率的にエネルギーを消費するためには基礎代謝を上げることが理想です。また、筋肉量が増えると基礎代謝量もアップするので、鼻呼吸の習慣で呼吸筋を鍛えることも効果的です。

鼻呼吸により期待される効果

  • 口を閉じるので、口の渇きやのどの乾燥を防ぐ
  • 唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる
  • いびきの軽減・予防に
  • 筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少し、デトックス効果が高まる
  • 基礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。

鼻呼吸テープで鼻呼吸の習慣を

口呼吸をしている人のほとんどは、無自覚でしています。健康のために鼻呼吸を習得する基本は、常に意識して口を閉じること。日頃から鼻呼吸することを心がけることが大切で、特に睡眠時には、鼻呼吸テープで唇を閉じる方法が効果的です。

(引用終了)

この記事を読むと、確かにそうだと納得する部分が多いですが、脱肛に効果があるなんてことは書いてありません。

脱肛を治すつもりが頻尿が治った

初日の夜は、就寝前にトイレに行き、ベッドに戻ってから上向きの状態で鼻呼吸をしばらくしていました。

鼻で吸って、お腹を膨らませ、鼻から吐き出す。

すると朝までぐっすりでした。

それからお尻の状態もなんかとても良い感じです。

まさか、脱肛に効果があった?

いやいや、頻尿はどこに行った?

まて!

まだ1日でそんなに効果があるわけがないぞ!

それから1ヶ月が経過

それ以来、1ヶ月ほど記録をつけてきましたが、結果は驚くなかれ夜間頻尿が治ってしまいました。

これは事実です、嘘ではありません。

脱肛に関しては前よりもいい感じですが、まだはっきりと効果があったとは言えません。

ところが、頻尿に関しては間違いなく治ったように思います。

以下にデータを示します。

10月20日の夜から始めましたが、それ以前と比べてトイレに立つ回数が明らかに少なく、起きても1回、まったく起きないことも少なくありません。

着色の部分が鼻呼吸をした期間

ところで、私は少し晩酌をやります。

暑い時は缶ビール(350ml)1本くらいですが、現在は日本酒150mlくらいを飲みます。

就寝は、お酒を飲むとだるくなり、眠くなってしまうので9時過ぎには寝てしまいます。

起きるのは、夏なら5時過ぎ、冬は6時半前後。

回数は、就寝してから朝の5時までに起きた回数をカウントしました。

鼻呼吸で感じたこと

私は、これまでも口呼吸はしていません。

よほどきつい運動をしたときは別ですが、鼻呼吸をしていると思っていました。

しかし、今回改めて鼻呼吸をしっかりやってみて感じたのは以下です。

1.口を閉じて深呼吸する

2.口を閉じ、歯をしっかり噛みながら深呼吸する

1と2を比較すると、2の方が空気を吸い込む量が圧倒的に多くなります。

実際にやってみると良く分かります。

当然ですが、肺が大きく膨らむため背筋も伸びますし、体の芯がしっかりするような感じをうけます。

たくさん空気を吸い込めることは、体内に十分な酸素が供給されわけですから、健康にも非常に良い結果をもたらしてくれるはずです。

健康診断で肺活量が問題にされるのも頷けます。

そのためでしょうか、最近は体調もすこぶる良い感じがします。

お金がかからず、いつでも簡単にできるので、頻尿でお悩みの方はやってみてはいかがでしょうか。

あ、もちろん脱肛にも良さそうですよ。