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【落雷】ゴロゴロとなったら逃げる準備を

 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

高校3年の夏、栃木県北部にある某市の測量に3週間ほど行かされた。

市から、これから行う事業の基礎調査を学校に委託されたもので、実習を兼ねてやることになったらしい。

 

学生にも賃金は払われるのだが、学校が半分以上ピンハネする測量実習という名の搾取に腹は立ったが行かざるを得なかった。

 

作業は泊まり込みで、朝6時に起床、7時に車で現場まで送ってもらい夕方5時まで作業するという過酷なもの。

お昼は弁当と水を持たされ、一日に約4kmの水準測量と途中にある川の流量観測を4人のパーティーで行う。

 

測量する場所は、ほとんどが山林と水田で、暑さだけでなく蛇もいれば蜂もいる危険と隣り合わせの作業。

そんな過酷な条件なのに、ノルマが達成できなければ監視役をつけられ、徹底的に仕事をさせられる。

 

それだけではない、当日の測量結果をまとめる作業を行うので、夜の9時過ぎまで働くことになる。

実質の労働時間は14時間くらいになっていたはずで、ブラック企業もびっくりの働かせ方だった。

 

改めて言っておきますが、これは市役所の仕事です。

 

お盆明けのちょうど今頃、午後2時過ぎだったか、水準測量をしていると急に雷になり雨が降ってきた。

測量器材が濡れてしまうので、農家の納屋の軒先を借りて雨宿りをしていた。

 

しばらくすると、市役所の車がやってきたので、作業は中止と思い器材を車に積もうとした。

 

お前ら何やってんだ、早く仕事しろ!

 

耳を疑ったが、雨は降っているし、雷も鳴っているので作業はできないと私は言ったが、返ってきた言葉は。

お前らには賃金が払われている、すぐに仕事をしろ!

 

 

今回のケースも、私たちが受けた仕打ちと似たようなものだろうと思った。

経営者は、外国人労働者なんて人間と思っていない。

 

雨が降ろうが雷が来ようが死んでも働け!

金を払ってんだ!

 

音の速度は340m/秒だから、ピカッと光って10秒後にゴロゴロと鳴れば雷は約3.4km先、次の雷鳴が5秒になったら近づいていることが分かる。

雷の動きは非常に早くて、どうしようか迷っているうちの来てしまうことも珍しくないから、ゴロゴロしてきたらいつでも避難できるよう準備をしておこう。

 

車に逃げ込むのが一番安全です。

 

今回の事故は、一人が死亡で、もう一人は意識不明の重体のようです。

雷は自然災害だから経営者の責任は無い?

いや、もし雷雨の中を作業させていたとしたら業務上過失致死で訴えられる可能性もあるでしょう。

 

私たち4人は、ひどい仕打ちに怒りが収まらず、最後に測量器材を川に放り込んで引き上げ、涼しい顔をして測量実習を終えました。

高校生を馬鹿にすんな!

 

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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

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