太陽熱利用で地球温暖化阻止!

【重要】太陽熱温水器をDIYで設置することは 経費節減だけでなく管理も容易となるのです

2020/05/20
 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

とちぎエネットです。

 

何ごとも、専門家に頼まずDIY(Do It Yourself)できたら安く済みますが、技術は理論と実践が必要でそう簡単に得られるものではありません。しかし、世の中の仕事の全てが専門的知識や技術がなければできないないことも無いわけです。

 

誰だって最初は素人ですし、上手いヘタはともかくも、大概のことは機能に支障ないくらいのことはできるのではないでしょうか。

真空管式太陽熱温水器も特殊な工具は必要なく、モンキースパナとかパイプカッターなどがあれば簡単に組み立てられるものです。

 

私も最初に購入したときは不安から業者に設置を依頼しましたが、あまりの高額に自ら設置することにしました。

やってみて分かったことは、太陽熱温水器なんて簡単な仕組みのものは本来はDIYでやるべきもので、そもそも業者に任せるようなものではなかったのです。

 

自分で設置することは、配管部材を含めて様々なテクニックも覚えることになり、トラブルがあってもすぐに対処できます。

最初の第一歩は躊躇するかも知れませんが、やってみると楽しく面白いと感じるはずです。

何しろ、タダでエネルギーが手に入るのですから。

 

(目次)

1.太陽熱温水器は大きなプラモデル

2.配管は簡単にできる

3.太陽熱を逃がさない

4.まとめ

 

1.太陽熱温水器は大きなプラモデル

 

子供の頃に帆船や戦闘機などのプラモデルを組み立てたことがありませんか。

私も経験がありますが、特に帆船は細かい部品も多く、なかなか組み立てることができずに諦めたのが忘れられません。

 

もちろん、プラモデルと真空管式太陽熱温水器の違いは歴然ですが、良く見てみれば大きさと重さの違いでしかありません。

むしろ、部材をネジで止めるだけなのでずっと簡単です。

 

地上設置の例

 

写真を見ても難しそうな部分はありません。

事例は地上ですが、屋根でも取り付ける部材をネットで探せば見つかるはずです。

 

ところで、地上に設置しても大丈夫なの?と、思った人もいるかも知れないので一応説明しておきます。

昔の太陽熱温水器は自然落水型というもので、高いところに水を上げて暖め、自然の落差でお風呂に落とすだけの装置だったのです。

 

平板型太陽熱温水器(自然落水型)

 

現在では、直接給湯器に接続して給湯全般に使える圧力型(加圧型とも呼ばれます)が主流となっていますが、これはタンクが水道圧に耐えられる構造なため、日照が良いところなら屋根でも地上でも水道圧が届く範囲なら問題なく使えるものです。

 

真空管式太陽熱温水器(圧力型)

 

この「地上に置く」ことが理解できない方が多いのですが、これを可能にしたのがヒートパイプの発明でした。

ヒートパイプの詳しい説明は省きますが、要するにタンクと採熱器が完全分離されているため、タンクを水道圧に耐えられるよう作ることができたということです。

 

しかし、同じ真空管式でも真空管内に水が入るタイプでは水道圧に耐えられませんから地上設置は不可能です。

誤解しないようにしてください。

 

他にも分離分割型があり、採熱器と貯湯タンクが別になっているもので、こちらは熱交換系が独立しているのでどこにでも設置できます。

いずれの機種を選んでも、仕組みさえ分れば業者に頼むほどの高度な技術は必要ありませんから、ドラーバーやスパナを持ったことがないならやってみてはどうでしょうか。

 

DIYは面白いですよ。

 

では、ザックリですが仮に業者に頼んだ場合はいくらかかるのか。

手間 2人×2日×20,000円=80,000円

部品 80,000円(管材・バルブ類・保温材・ミキシング弁など)

諸経費 上記の30% (80,000+80,000)×0.3=48.000円

消費税 10% 20,800円

計 228,000円

 

当然ですが、設置条件が違えばかかるお金も違ってきますが、2階の屋根だとクレーンが必要になり、あと5万円くらいは必要になると思います。

まぁ、できることは自分でやる。

これが大原則です。

 

2.配管は簡単にできる

 

とは言っても配管が・・・

確かにやったことがない作業は不安ですよね。

 

私も最初に太陽熱温水器(自然落水型)を設置した時は不安でしたが、やってみたら実に簡単でした。

いちばん大変だったのはお風呂の壁の穴あけ、なにしろ孔を開ける道具が無いので、ここは太陽熱温水器を買った業者に格安で開けてもらいました。

 

でも、圧力型や分離分割型にすればお風呂の壁に孔を開けなくても良いんです。

 

なぜ?

 

それは給湯器の給水管に接続すればいいからなんです。

 

 

 

つまり、給湯器の手前で水を温めて供給するだけなのです。

 

それから配管ですが、これも実に簡単です。

今は、管の接続にはワンタッチで押し込むだけの便利なものがあるんですね。

一部、弁類やニップルとかはシールテープを巻いてねじ込みますが、こんなことは子供でもできる作業です。

 

それでも不安ならホームセンターに行ってください。

大きなところなら、どうしたいかを言えば部品をきちんと選んでくれ、やり方も教えてくれると思います。

 

3.太陽熱を逃がさない

 

組み立てと配管ができたら一応完成ですが、問題はここから。

配管の保温をしっかりとしないといけません。

非常に大事なことなんですが、業者などは単に請け負っているだけなので黙っていると最小限しかやりません。(もちろん追加費用となります)

 

 

一般的に、熱を発生させるには燃料を燃やせば良いのですが、太陽熱はお湯を沸かすほどの熱量を簡単に得ることはできません。

そのために、様々な工夫をして太陽の光を集中させ熱に変換しているのが真空管式太陽熱温水器になります。

 

貯湯タンクは、保温材(ウレタン)で巻いてあり保温性能は高いのですが、配管の保温は1cm程度のポリエチレンなのであまり良くありません。。

つまり、配管の保温をおろそかにすると、せっかく集めた熱が途中で大気中に逃げてしまうのです。

 

分離分割型の保温(1cm×2層)

 

それを防ぐためにはどうするか、厳重に保温するしかありません。

私は1cmの保温材を2枚重ねを基本としています。

完全ではありませんが、よほどの寒冷地でもない限りこれで大丈夫です。

 

これも難しいことは何もありませんが、太陽熱利用の肝は「熱を逃がさない」にあります。

 

4.まとめ

 

太陽熱を使うことの意味は何なのでしょうか。

それは経済的なこともあるし、環境負荷の問題でもあるでしょう。

 

しかし私は思うのです。

それ以前に、太陽は最初から使わなければならないものだと言うことを。

 

太陽は東から上り西に沈みます。

それが当たり前の日常なため特別意識しないで私たちは生活をしています。

 

しかし、太陽の光からは工夫次第で大きな恵みが得られることを知ってください。

寒い冬に太陽が出たときと出なかったときを考えてみてください、どれほどの違いがあるのか。

 

あの暖かさを我家に集中的に使えたらと思いませんか。

太陽の熱は集めて使っても、ただ拡散して元の状態に戻っていくだけです。

 

何も足さない、何も引かない。

そんなコマーシャルが昔ありましたが・・・

 

私たちがやるべきことは、発電ではなく、まずは太陽熱利用をやるべきです。

自分でやれば経費が節減できるだけでなく、漏水などのメンテナンスも簡単にでき、当然のことながら暮らしが楽になります。

 

賃金も下がり、年金などの社会保障が老後に当てにならない時代です。

もちろん技術や知識はタダではありませんが、DIYで得た知識は確実に人生を豊かにしてくれるはずです。

 

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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

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