【家庭菜園】生ゴミ堆肥で作る野菜は格別に美味しい

こんにちは、とちぎエネットです。
野菜作りは好きですか。
家庭菜園は、新鮮な野菜が庭先で獲れますから楽しいですよね。
でも土地がある程度ないどダメだし、日当たりも良くないと作物は育ちません。
私も以前は市民農園で15坪ほどを借りて作っていたのですが、これがどうしても赤字なんですね。
趣味の菜園だから赤字でもよいかもしれませんが、できれば黒字にして家計の足しにしたいもの。
計算してみてください。
種や苗だけでなく、肥料も必要だし、支柱だってたくさん買うからけっこうな金額になります。
そして、何年かするとうまくいかなくなってくる。
病気や虫の害、そして農薬を使ってしまう・・・
それでは本題に入りましょう。
「生ゴミ循環」、私はこの方法で堆肥作りを始めて3年で土作りを完了しました。
今年も、この生ゴミ堆肥を少しだけ使っただけでうまくいっています。
野菜を低コストで美味しい野菜を作る方法
1.生ゴミ堆肥をつくる
2.支柱などはできるだけ自然の材料にする
3.旬の野菜しか作らない
4.もちろん農薬は使わない
5.石灰や化成肥料も使わない
6.草取りはほどほどに
1.生ゴミ堆肥をつくる
コンポストを使いましょう。
生ゴミは、野菜くずや魚や肉などの残飯が主ですが、我家では毎日玄米を精米するのでヌカも入ります。
味噌汁の残りなどもOKですよ。
そうなると、大変貴重な堆肥になりますから、生ゴミは一切家から出せません。
当然ですがゴミ袋の節約にもなりますね。
良い堆肥にするには微生物の力を借ります。
EMなどのぼかしも良いのですが、私は「米のとぎ汁乳酸菌」を作って使っています。(作り方はネットでググるとたくさん出てきます)
生ゴミのバケツに「米のとぎ汁乳酸菌」を入れておき、バケツが一杯になったらコンポストに入れます。
その上に、土を少し被せると早く生ゴミが分解します。
草取りをしたときも、どんどん入れていきます。
一杯になったら半年くらい放置して、完全に土になったら畑に使います。
2.支柱などはできるだけ自然の材料にする
キュウリなどはツルをだして自分を固定しようとします。
ですが、支柱がプラスチックや金属だったりすると、直射日光が強い時はかなり熱くなりますから、キウリの気持ちになって自然の材料を使いましょう。
私は、土手に生えてきた竹を使うようにしています。
自然の材料なら、ゴミにならず土に返っていきますし、なんといってもお金がかからりません。
例:竹、麻ひも
3.旬の野菜しか作らない
野菜作りは、自然の摂理に逆らうからうまくいかないのです。
商売なら季節はずれのものもいいでしょうが、素人が自然の流れに逆らうことは無謀かと思います。
旬を意識した野菜作りをすると、病気にもなりにくく、たくさんの収穫ができます。
4.もちろん農薬は使わない
農薬は百害あって一利なし。絶対に使ってはなりません。
私なぞは、20年前に買ったマラソン乳剤(猛毒)がまだ倉庫に眠っています。(どう処分していいか分からない)
アブラムシやうどん粉病などが発生しても、ガマンガマン。
虫が来たり病気になるのは、まだ土が作物にとって良い状態じゃないから、自然がダメだししていると思いましょう。
ただ、うどん粉病などはカビが原因で発生します。風通しをよくするか、ADパウダー(1リットルに1g)を水に溶いて、ジョウロなどを使って野菜にかけてください。
大丈夫です、葉焼けなどはしません。
そもそもカルシウムですから、土壌改良剤にもなります。
5.石灰や化成肥料も使わない
石灰や化成肥料、このようなものを使うと確実に土が固くなります。
そうなると根が張れないだけでなく、土の中の微生物の活動が弱くなり良い作物ができません。
栽培方法を勉強しすぎて失敗するのがこれです。(私もそうでした)
土壌改良っていったいなに?
写真はニンニクの花、とても元気よく育っています。
でも、だだ植えただけ、何もしていません。
6.草取りはほどほどに
これも盲点で、草も生えていないキレイな畑が良い畑? と勘違いしている人が多すぎます。
マメに草取りをやりすぎてしまい、作物の根を傷めてしまいます。
野菜の根を傷めないように、雑草の上部だけをハサミやナイフなどで取ります。
7.まとめ
既に多くの農業者や研究者が言っているように、農薬や化学肥料は使わなくても作物はできます。
土作りをきちんとすれば農薬も必要ありません。
しかし、素人である私たちは半信半疑ではないでしょうか。
たとえば、あなたの家に柿の木があったとします。
毎年実をぎっしりつけると思いますが、肥料をあげてないはずです。
我家のイチジクです。
肥料などあげたことなんてありません。
今年はたくさんなってますから、イチジクジャムを作りたいですね。
肥料をあげないと作物が育たないは迷信です。
微生物の力を借りて、低コストで野菜を作りましょう。
コツを覚えたら、苗と種を買うだけ。