【ソーラーエアーヒーターの設計】ZOOM打ち合わせに参加しました

このところコロナの感染者が急激に減っていますが、これが本当なら誠に結構な話です。
しかし、検査した数も大幅に減っているので素直には喜べないですよね。
まぁ、これを大本営発表と言う人(私も含めて)もいるようですが、コロナ敗戦ももうすぐな気がするのは私だけでしょうか。
建築設計の打ち合わせをZOOMで
さて、ソーラーエアーヒーター(PCM温風器)の設置がいよいよ具体化してきました。
設計を依頼されている建築事務所から、この件で1時間ほどZOONでの打ち合わせに参加してもらえないかとの電話がありました。
ZOOMでの会議や打ち合わせは、コロナが流行してから対面では難しくなったことから多くの企業で採用しているようです。
今回の相手は、設計事務所2人(福岡県と鳥取県の事務所から)と施主(那須塩原市)との4者です。
結果は、十分満足する打ち合わせができました。
CADの画面も見られるし、指摘をしてもその場で修正・確認ができてしまいます。
これは、革命と言っていいほどのものかもしれません。
私は42年間、設計業務(土木)に携わってきましたが、設計における打ち合わせは非常に時間のかかるものです。
完成した状況を想像しながら図面を書き、確認し、多くの人にチェックをしてもらいながら進めていかなければなりません。
このようなものが無かった時代には、時間をかけて出かけて行き、担当者と数時間もの打ち合わせをするのが普通でした。
行ったり来たりの時間のロスは極めて大きいもので、ましてや指摘があった場合には、さらなる作業と確認に時間がかかることになります。
私は発注者の立場でしたから、出来るだけロスの無いように配慮しては来ましたが、それでも意図が伝わらずやり直しをしてもらったことが多々ありました。
ZOOMでは、先に述べたようにCADの画面を表示できるのは非常に素晴らしい機能と思います。
設計者(受注者)からすれば、確認のため何度も出かけて行く必要は無くなりますし、修正もその場ですからこれ以上ない効率化です。
決裁にしても、上司も含めて参加してもらえばその場で承認がとれます。
良い時代になりました。
でも、世の中良いことばかりではありません。
落とし穴もあるとは思いますから、そこは油断をしないで対面で打ち合わせすることも時には必要でしょう。
現場を見なければ始まりませんからね。