こんにちはnonofhoです。

キュウリの垂直仕立て栽培は、全体的には順調なものの、サンルーム前はイマイチパッとしません。

最初のうちは順調に育っているように見えたのですが、だんだん様子がおかしくなってしまいました。

蔓は上に伸びるばかりで脇芽が全く出てこないのです。

そのため、思ったように収穫量も増えません。

そこで、生長点(芯)を止めて脇芽を促すと同時に、 蔓 降ろしをやったところ見事に復活しました。

以下、報告です。

なぜ脇芽が出ないのか?

脇芽のでない理由は正直良く分かりません。

ここは芝生だったところで、何か成長を邪魔するものがあるのかも知れません。

写真でも分かるように、葉っぱの緑が薄く、なんとなく元気が無いようにもみえませんか。

収穫もこれまでに10本もいかず、残念な結果となっています。

撮影日:7月26日

一方、用水路沿いに蒔いたものは3週間以上も遅く蒔いたのに圧倒的に元気です。

5本植えて、収穫はすでに65本を超えました。

撮影日:8月6日

しかも、同じ種なのに盛大に脇芽が出ていることがわかります。

ここの土の状況は、フカフカで種を蒔くときには転圧しないと崩れてしまう感じでした。

しかし、仮に土の違いだとしてもこれほどの差が出るのは驚きでしかありません。

もちろん、どちらも肥料は一切施しておらず、種を蒔いて垂直に仕立てただけです。

芯止め&蔓降ろしで復活させる

さて、今回行ったのは摘芯と蔓降ろしです。

生長を止めるには先端を取ってしまえばいいわけですが、蔓下ろしは以下の要領です。

また、これは節なりキュウリの例とのことですが、そうでなくても脇芽を伸ばしたい場合には有効と思いやってみました。

出典:野菜の垂直仕立て栽培

そして、それから2週間くらい経過しました。

右側は順調に脇芽が出て、非常に好ましい状況ですが、左側は葉の色が薄く元気がありません。

条件は全く同じなはずなのに・・・

撮影日:8月17日

しかし、よく見ると左の株にも脇芽が出てきています。

撮影日:8月17日

更に、よく観察すると根元の方にも小さな脇芽が出てきています。

撮影日:8月17日

茎を見ても病気になったわけでもなさそうで、あと1週間もすれば完全復活となるのでしょう。

切り戻し剪定で長期収穫を狙う

ということで、サンルーム前も復活できそうです。

もちろん収穫できるのはまだ少し先にはなりますが、用水路沿いの方は毎日のように収穫しています。

ただ、蔓がかなり伸びているのでそろそろ切り戻しをする時期になったようです。

これからのテーマは、果たしていつまで収穫できるのか。

そして、最終的に何本収穫できるのかです。

できれば、200本(苗が5本)をクリアしたいですね。

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