キュウリが旺盛に伸びてきました。

ようやく収穫時期になり嬉しいですね。

私は漬物が大好きなので、毎日の食卓には欠かしたことがありません。

大げさですが、漬物が無い人生なんて考えられません。(笑)

さて、漬物にはやはりキュウリです。

水分ばかりで栄養価はゼロ、などと悪口を言われるキュウリですが、なんで栄養価だけで評価するのか良く分かりません。

キュウリを垂直仕立てで作る

家庭菜園では、何と言ってもキュウリ・ナス・トマトは外せません。

これがうまく行けは、他はダメでも一応満足感に浸れるものです。

昨年から、野菜の垂直仕立て栽培をやっていることは他にも散々書いていますが、キュウリは今年も絶好調です。

しかも、昨年あまり出来の良くなかったところまで。

昨年、サンルームの前はそこそこ実が生ったものの、東側ほどではありませんでした。

この違いはどこからくるのか?

一つは、春先に畝を広げたのが良かったように思います。

根を張る面積が増えれば、当然ですが大きく育つ条件はそろいますから。

ブロッコリーは虫にかなりやられていますが、キュウリは被害ゼロ。

花が咲き、実もしっかり生っています。

うどん粉病も含めて病気も見当たらない。

それから、草マルチをしっかりやっているのも見逃せません。

ただ、隣のブロッコリーが虫にやられてイマイチな状況です。

これは、もう少し研究が必要です。

西側のキュウリの状況

次に、昨年は東側の土手にキュウリを作りましたが、今年は他の野菜(ネギ・オクラ)があるので西側にしました。

後からビニールマルチを追加しました。

こちらも非常に良い出来となっていますが、途中からビニールマルチをしたことによって成長が早くなりました。

草マルチの時よりも、かなり成長が早いように感じます。

花芽も沢山です。

ただ、この場所は風通しが悪いせいか、うどん粉病が常に発生します。

なので、ADウォーターを噴霧して防御していますが、次々と発生するのが悩みの種です。

来年は、ビニールマルチとADパウダーで防げるか実験したいと思っています。

漬物用のキュウリ(固定種)

それから、5月下旬ごろ近所の方に苗を数本いただきました。

垂直仕立てで始めましたが、ひょろひょろと上に伸びるばかりで、葉も黄色くなってしまいました。

そこで、芯を止めたところ脇芽が旺盛に出始め、現在はこんな状況です。

たくさん生っています。

大苗だったので、最初から芯を摘んでおけば良かったようです。

もちろん、肥料はつかっていません。

ビニールマルチは必須

最近気がついたことがあります。

それは、マルチが非常に大切であることです。

マルチは、地温を上げたり乾燥を防ぐ目的ですが、他の雑草を防ぐ効果もあります。

一方で、黒いビニールは薄く千切れやすい。

処分も必要なため、これまではできるだけ使わないようにしてきました。

しかし、多くの野菜を作り始める5月は、野菜の成長に適した温度まで地温が十分に上がっていません。

成長が遅く、虫にもやられやすくなることで、うまく野菜が育たない可能性が高くなります。

もちろん、これらのことは本(野菜の垂直仕立て栽培)を読めば書いてあることなのですが、やはり文字だけでは伝わらない部分もあります。

全て天然の資材で野菜を作ることができれば最高ですが、ビニールマルチをすることによって、無農薬・無肥料栽培ができるならやるべきでしょう。

そもそも垂直仕立て栽培は不耕起です。

そのため、ビニールマルチはそのまま次の作物に使えます。

草マルチは草を集めるのが大変ですから、作業も随分と楽になります。

ビニールマルチを嫌いな人も、考え直した方が良さそうです。