このところ殺人的な暑さが続いていましたが、昨日から曇りや雨で少し涼しくなってきました。

でも、まだ8月は始まったばかり、また強烈な暑さが戻ってくるはずです。

ところで、夏の西日は特に強烈に感じるわけですが、私は以前からサーモプロテクトを内側の窓に吊るして輻射熱をブロックしています。

西日をブロック

8月3日午後2時、外の温度は37℃ですが室内は33℃。

室内でも、何もしなければ外気温に近い温度になっているはずですがそうはなっていません。

それでも暑いことは暑いですが、輻射熱が入り込まないので体感上はかなり違ってきます。

ブドウとキュウリ・トマトのグリーンカーテンを作る

さて、我が家では遮光対策として、東側は果樹を植えていますが、西側は窓の内側に反射材(サーモプロテクト)を吊るし、外にトマトを植えていました。

今年は、それにブドウとキュウリの柵2列を加えました。

理由は、ブドウは目隠し、キュウリは苗が余っただけですが、これが意外に良かったようです。

ブドウは垂直仕立ての効果か、異常に伸び、目隠しとしても十分すぎるほどで、2年目だと言うのに実もたくさん着けました。

少し色づいたものを食べてみましたが、スッキリとした甘さでかなり美味しく感じました。

売っているデラウエアは不自然なほど甘いので、私はあまり好きな品種ではありませんが、これは期待できそうな気がします。

ただ残念なことに、一部が突然枯れ始めてしまいました。

すぐに虫(ブドウスカシバ)にやられたなと思い駆除しましたが、約1/3ほどがダメになりました。

でも、まだ十分に残っていますので十分に楽しめると思います。

それからキュウリですが、2列(7本×4本)で計11本植えてあります。

あまりたくさん植えると食べきれないと思ったのですが、今年は極端な暑さのせいで生りが悪く、結果的には良かったようです。

高さは優に2m以上になってしまったので芯を止め、脇芽を出すようにしています。

ただ、支柱の立て方が良くありませんので来年はしっかり準備をしたいと思います。

ここまで大きくなれば、かなりの遮光効果があります。

なお、病気はありませんが、少しアブラムシが着きましたので乳酸菌で作った自然農薬(米のとぎ汁乳酸菌+とうがらし+ニンニク)で駆除しました。

左からブドウ、キュウリ、キュウリ。そして、壁際にトマトです。

トマトは、大玉を5本、中玉を2本植えてあります。

これも最終的には3m以上になるはずで、遅れ気味ですがようやく実が着き始めました。

たぶん9月ごろから最盛期を迎え、11月の寒さが来るまで収穫となるはずです。

ただ、毎年同じ場所に作っているのに、病気が一切ないのはとても不思議な感じがします。

それからキュウリですが、昨年は8月でダメになってしまいましたが、今年は脇芽がどんどん出てきているので10月まで収穫ができるかもしれません。

いずれにしても、無肥料なのに通常栽培よりも多く獲れるなんて常識外れです。

ここにも不都合な真実がありますね。

野菜の垂直仕立て栽培は、野菜や果物を省スペースで収穫できるだけでなく、グリーンカーテンなど面白いことがまだありそうです。

おまけ

最近気がついたのは、あまり気温が高いとキュウリやナスなどの成長が悪くなることでした。

これまでは意識したことが無かったのですが、今年のように極端に気温が高くなると、葉がげんなりとしてしまいます。

これはショウガですが、植えた場所が日当たりが良すぎるので防虫ネットを被せていました。

あまり遮光効果は期待していなかったのですが、意外に良かったようです。

でも、少し不安だったので遮光ネットを被せました。

作物の栽培は奥が深いですね。

まだまだです。