東日本大震災の時の計画停電を覚えていますか。

別名、嫌がらせ停電とも言われていましたね。

あれは、福島第一原発の事故で電力が逼迫していたことは事実でしょうが、それよりも原発に対する批判(放射能汚染)を封じ込める対策だったと思います。

電気は生活に欠かせないもの。

だから、原発の電気が嫌なら使うな!となるわけです。

まぁ、いずれにしても電力会社はどんなことがあっても強気ですよ。

だって、皆さんオール電化だったり、そうでなくても電気が無ければ生活できないほどどっぷりと浸っているのですから。

石油元売りは過去最高益

岸田幕府は電気料金の軽減策をやっているようですが、内容が良く分かりませんし、当然実感もありません。

電気も都市ガスもガソリンも エネルギー価格の負担軽減策が始まっています。

電気は高いままだし、ガスの対象が都市ガスだけってどういうこと?

プロパンガスの方が高いのに。

腹が立つのは、石油の元売り会社に補助金を流していること。

なんで税金を下げないのか分からない。

噂によると、石油元売りは過去最高益らしい。

石油元売り大手3社が過去最高益 これって補助金のおかげなの?

ま、いろいろと仕組みがあって補助金のお陰ではないと言っていますが、儲かっているなら価格を下げるのが筋でしょう。

儲かっている会社に補助金を流すなんてふざけていませんか。

単価は需要と供給で決まる

さて、現在の発電の割合はどのようになっているでしょうか。

グラフをご覧ください。

これを見ると全体の71,7%が火力発電となっています。

つまり、火力発電が大半なわけで、原子力なんて5.9%しかありません。

ここから見えることは、電力会社は燃料高騰でかなり困っているのは確かでしょう。

なので、値上げしたいのは分かります。

でも、価格というのはそれだけで決めるものではありません。

何でもそうですが、価格は需要と供給で決まります。

野菜だって、品薄なのに欲しい人が多ければ価格はどんどん高くなりますよね。

それと同じで、電気を各家庭で200kw/月しか使わなかったらどうでしょう。

できるだけ自家発電して、足りない分だけ買うようにします。

そうすると、いやいやそういわず電気を使ってください、安くしますよと言ってくるかも知れません。

ガス会社はそうですよね。

勧誘する時は安いですが、何年も経たないうちに値上げしてきますけどね。

自家発電は金がかかるって?

そんなことを言っているから舐められるんです。