自然を使えば豊かになれる

【DIYで楽しみながら再生エネに取り組んでみよう!】 太陽熱温水器を自分で組み立てれば管理がしやすい。なにも難しいことはありません。必要なのはやる気だけ。

2018/11/08
 
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nonofho
野の花が好きで、那須山を中心に八方ヶ原などを長年撮影をしてきました。定年後は、その経験を少しだけ生かして自然な生き方を模索しています。アップする記事は、そのほとんどが経験や実験に基づくものです。コマーシャリズムに流されず、真実を追求していきます。応援よろしくお願いいたします。

 

とちぎエネットです。

 

今年はかなりお問い合わせが多くあり、太陽熱温水器が少し見直されてきたのかなと嬉しい限りです。

一方で、設置に関してはほとんどの方が専門業者に頼むつもりなのが気になります。

 

設置は難しくないですよと、何度も書いているのですが・・・

 

屋根への設置は危険で大変です。

 

もちろん私も最初は同じでした。

が、見積もりを取ってびっくり。

 

屋根への設置費が25万円。

本体が15万円ですから、ドン引きでした。

 

なぜそんなに高いのか、当時はその理由が分かりませんでした。

でも、この仕事を何年かしたら良く分かりました。

 

屋根の上は危険で大変なんですね。

そして、高いところに温水タンクを上げるには人力ではかなりきつい。

 

まして2階の屋根ではクレーンも必要になります。

クレーンをチャーターすれば、オペレーターと回送費で5万円。

 

したがって、見積もりが高くなるのは当たり前。

やはり自然エネルギー利用は、無理をせず、条件の良いところでやることに意義がありそうです。

 

太陽熱温水器設置の考え方は、以下のとおりです。

これなら簡単にDIYでできるはず。

 

ぜひトライしてみてください。

 

  1. 屋根への設置はやめよう
  2. 水道本管からの分岐はプロに任せる
  3. 配管にはフレキ管を使うと簡単
  4. 保温対策は厳重に
  5. まとめ

 

1.屋根への設置はやめよう

 

昔の太陽熱温水器が、使っていないのにもかかわらず載っているのを見たことがありませんか?

実は簡単に降ろせないんです。

 

使われなくなった古い太陽熱温水器

 

それは、前述のとおり日本の家屋は屋根に登れる構造になっていないから。

これではメンテナンスができないだけでなく、耐用年数が来てもそのまま放置になるわけです。

 

自分で降ろすのは危険だし、業者に頼めばけっこうなお金がかかります。

撤去3万円+処分費3万円=6万円(2人手間で計算)

 

これにクレーンを頼んだら・・・

あなたは、いらなくなったものに何万円もかけますか?

 

設置と廃棄で、二重に余分なお金をかけるのは賢いとは言えませんよね。

現在でも高い2階の屋根に載っているのを見ます。

 

他人事ながら、”最後はどうするのかなぁ”と思ってしまいます。

 

と言うことで、最初に検討すべきは地上設置の可能性です。

地上に置けるの?

 

そう置けるんです。

圧力型の利点は、自然落水式と違って水道圧に問題なければどこでも大丈夫。

 

地上設置の利点は、なんと言っても作業のしやすさとメンテナンスが容易であること。

問題は、条件を満たす場所が限られること。

 

最近の分譲地などでは敷地が狭く無理でしょうけれど、農家とか離れた一軒屋なら候補地は多いのではと思います。

 

地上が無理なら次はベランダ。

ベランダは比較的管理がし易いので、タンク一体型も小形なら設置できます。

 

でも、タンクは邪魔なので強制循環型がお薦めです。

これはタンクを地上において、採熱器だけをベランダに取り付けています。

 

熱交換系の配管でタンク内の水を温めます。

採熱器がとても軽量でベランダへの負担も軽く、安心していられます。

 

難点はタンク一体型に較べると価格が高いこと。

でも、5年間使ってみて、故障もなく私はとても満足しています。

 

分離分割型真空管式太陽熱温水器

 

どうしても屋根に載せたい人は、この分離分割型をお薦めします。

採熱は小形ポンプで循環させているので、水圧は低く、しっかり配管しておけばまず漏水はありません。

 

廃棄の際も、バラバラになりますで楽と思います。

ただし、屋根に登れればの話ですが・・・

 

分離分割型(強制循環)真空管式太陽熱温水器(一般)

 

 

自然エネルギー利用は、危険を冒してまでやることはありません。

条件が悪ければキッパリ諦めることも大切です。

 

2.水道本管からの分岐はプロに任せる

 

やったことのない仕事は誰でも不安です。

でも実物を見ていただければ分りますが、太陽熱温水器の組み立ては素人でも十二分にできます。

 

地上設置の基礎なんて、ホームセンターで買ってくればほぼできたようなもの。

少しだけコンクリートを練る必要がありますが・・・

 

圧力型太陽熱温水器の基礎部分

 

一番面倒で不安なのは、水道本管からの分岐の加工。

ここは慣れないと、部品を組み立てるのが難しいことや漏水も心配です。

 

 

なので、ここだけは少しお金を払ってプロに頼みましょう。

 

3.配管にはフレキ管を使うと便利

 

配管材は、高温に対処するためアルミ三層管を使っていました。

しかし、特殊な部品や工具が必要なだけでなく、加工も面倒なことから見直してフレキ管にしました。

 

 

フレキ管は少し高いですが、柔軟性があり、エルボなどが不要になるケースもあります。

結局のところ安上がりになる可能性もあります。

 

ミキシング弁周りなんて本当に簡単です。

 

写真は本管にアルミ三層管を使っていますが、これもフレキ管にすれば更に簡単。

特殊な工具も要らず、確実に施工ができます。

 

4.保温対策は厳重に

 

太陽熱利用のコツは、熱を逃がさないこと。

これに尽きます。

 

ペットボトルに水を入れて太陽に当ててください。

それなりに温かくなりますが、熱くはなりません。

 

ましてや沸騰などはあり得ません。

 

なぜか、温まったそばから放熱していくからです。

太陽熱ポットが沸騰するのは、真空管が熱を逃がさないから。

 

 

しかし、それでもキャップなどから徐々に熱エネルギーは逃げて(冷めて)行きます。

使うなら、できるだけ早く利用することが肝心です。

 

もし、真空管式の太陽熱温水器は採熱性能が高いと聞いていたのに大したことがない。

と感じる場合は、配管から熱が逃げていないか検証してみてください。

 

特に配管が長いと放熱は多くなります。

 

保温材の厚みを2cm(1cm×2)にしたケース

 

保温材は1cmではまずだめ、最低でも2cmとしてください。

東北、北海道ならより保温性の高い材料を使う必要があります。

 

自然エネルギーの利用は、燃焼で得られるエネルギーとは違って「逃がさない」が基本です。

 

5.まとめ

 

自然エネルギーである太陽熱を利用することは、経済的にも地球環境にもプラスです。

しかし、高額な設置費用を黙って払うようではつまらないです。

 

自然エネルギーを、より楽しく導入するにはできるだけ経費をかけない。

なにごと自分でできることは快感です。

 

漏水があったり、冬にどこか凍ってもすぐに対応ができます。

 

DIYで、ぜひ真空管式太陽熱温水器を設置してみてください。

燃料を使わず、熱いお湯が出てくるのはドキドキしますよ。

 

最後に、真空管式太陽熱温水器は長く使うもの、安物はやめておきましょう。

あなたが売る立場で考えれば、良いものを安く売りますか?

 

良いものは材料から違うのです。

安く売れません。

 

それでもかなり安いと思います。

それは当社が直輸入で、中間がないためです。

 

とちぎエネットが販売するONOSI社の製品は、中国でも珍しい輸出専業メーカーです。

東ヨーロッパやアメリカなどに、年間12,000台を輸出しています。

 

非常に信頼性のあるメーカーで、特注もできます。

 

とちぎエネットは、太陽熱利用機器のご相談を承っております。

お気軽にお問い合わせください。

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