生ゴミ堆肥は家庭菜園に最強である理由

とちぎエネットです。
今朝は冷え込んで屋外は氷点下1℃、室内は13.8℃でした。
実に14.8℃もの差が生じるのは、床下に3tの太陽熱暖房用の温水タンクがあるためと、リフォームしっかり断熱対策をやっているからです。
しかし、いくら対策をしても太陽が出ない日もありますから、全てを自然エネルギーで賄うことは無理なので、朝は14℃、夜は17℃を下回ったときにストーブを点けるようにしています。
今朝は6時半ごろから、太陽熱暖房が稼動する8時15分まで使いました。
さて、いよいよ寒さも本番になってきましたが、家庭菜園の大根が良く出来ています。
肥料は生ゴミ堆肥を少し使っただけなので、成長は遅いですが寒くなってもまだ大きくなっています。
味の方は甘みもあり、香りも良いですね。
ここで少し生ゴミ堆肥について書いてみたいと思います。
私の野菜作りは、できるだけお金を使わないことを基本にしています。
なぜかと言うと、家庭菜園は普通にやると絶対に赤字だからです。
食べきれないほど獲れることもありますが、失敗も多く、買った方が安いことの方が多いのです。
また、肥料や農薬、支柱、マルチのビニールなどの資材を買うとかなりの出費です。
趣味だから、暇だから、新鮮で美味しいからなどと言い訳もできます。
でも、できれば安く作りたいものです。
私の生ゴミで堆肥を作る方法は、以下の通りです。
- 米のとぎ汁乳酸菌を作る
- これを生ゴミのバケツに入れる
- 生ゴミを投入する
- バケツが一杯になったらコンポストに入れる
- その時にスコップで土を少し被せる
- これを繰り返す
- コンポストが一杯になったら半年程度放置する
なお、半年くらいで一杯になるので、2台あると生ゴミを無駄なく使えます。
生ゴミの中身はほとんどが野菜クズですが、魚の骨や食べ残しなども少量ですが含まれます。
当然ですが、味噌汁や煮物の汁なども入れます。
塩分は土壌にとっても有益ですから。
それと私は小形の精米機で玄米を七分に搗いていますので、米ぬかが少量ですが毎日のように出ます。
米ぬかはとても良い肥料で、わざわざ買う必要など全くなくなります。
バケツの中に乳酸菌が入っているため、発酵はしないので臭いはしないし、虫がわくこともありません。
乳酸菌の酸っぱい臭いがするだけです。
生ゴミは生活していれば必ず出てくるものですが、家庭菜園があれば捨てる必要はありません。
それどころか貴重な資源です。
捨てるのはタダではありませんし、お金をかけて捨てるわけです。
こんな馬鹿な話があるのか、そう思わなければいけません。
たかがゴミ袋1枚50としても、週に2回とすると1ケ月に200円かかります。
大したことないですか?
いえいえ、それはあくまでゴミ袋の話。
せっかく買ったものを全て使わず捨てているのです。
野菜が種(苗)だけで安全で美味しいものが、買わずに手に入るのです。
こんなに経済的なことはありません。
生ゴミはゴミではないのです。