いよいよ本格的な冬がやってきました。

ここまで温かかったため、例年になくゆずが霜にやられず残っていましたが、もうお終いです。

今年は大豊作で、1本の木で200個以上も生ったために食べきれず、寒くなってからもかなりの数が残っていました。

勿体ないので良さそうなものだけ採ったのが下の写真です。

少し寒さにやられていますが、この時期としてはとてもキレイな状態です。

ADパウダーで洗って保存

ただ、このまま箱に入れて保存しても長持ちせず腐ってしまいます。

そこでホタテの抗菌剤、ホタテ貝殻焼成パウダーで洗ってから保存することにしました。

ホタテ貝殻焼成パウダーは、強いアルカリ性で抗菌性が高く、これで洗うと表面にいる腐敗菌がほとんどいなくなります。

もちろん一時的な現象に過ぎないわけですが、それでもかなり違いが出てくるはずです。

バケツに水を5リットルほど入れ、そこにホタテ貝殻焼成パウダーを5グラム入れてかき回します。(1リットルに1グラムの割合で)

確認のためリトマス試験紙で測ると、きちんと濃い紫色になっています。

pHは12以上の強アルカリ性ですが、人体には何の影響もありませんから心配はいりません。

そこに柚子を10分くらい浸します。

野菜ならサッと水洗いするのですが、洗ってしまうと効果が落ちてしまうので洗いません。

そもそもホタテ貝の粉ですから、少しくらい付いていても問題ないのです。

乾いたら、新聞などを敷いて箱に詰めます。

保存は凍らない場所を選びます。

あと半月で新しい年になります。

月日の経つのははやいですね。

(報告)

2019年1月8日に確認しました。

保管場所:倉庫

残っていた20個の内、4個が寒さでやられていましたが、腐れはまったく見られません。

2019.1.8

(関連記事)

【ポストハーベスト】輸入レモンはきちんと洗ってから食べよう