太陽熱利用で地球温暖化阻止!

分離分割型の太陽熱温水器は寒冷地に向いている

 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

とちぎエネットです。

 

今朝は氷点下2.5℃、天気は晴れ。

かなり霜が降りていますが、室内は14.1℃でした。

 

霜の降りた真空管採熱器

 

しかし、太陽の光が当たればたちまち融けてしまいます。

それほどに強い熱があるわけですが、私たちはその殆どを利用していません。

 

もちろん、乾燥物を作ったり、洗濯には使いますが、それは最大限利用したとまでは言えません。

そんな程度では使いきれる量の熱ではないからです。

 

なので、私は太陽熱温水器をもっと積極的に使いましょうと言っているわけです。

しかし、単に設置しただけでは十分ではありません。

 

なぜかと言うと、採熱器から給湯器までの間でかなりの熱が逃げてしまうからです。

ここをしっかりと対策をしないと満足のいく効果は発生しません。

 

太陽光を受けて発生した熱は、対流、伝導、輻射(放射)という形でどんどん逃げて(拡散)いきます。

太陽熱温水器では、放熱を防ぐために貯湯タンクをウレタンで保温しています。

しかし、それでも寒い時期では冷めていきます。

 

魔法瓶に熱湯を入れて半日も経てば、60℃くらいまで下がってしまうことを考えれば、保温(エネルギーの保存)は非常に難しい技術であることが分ると思います。

 

太陽熱温水器には、平板式と真空管式があります。

私は真空管式が圧倒的に優れていると思っていますが、平板式でも十分だと言う人もいます。

 

確かに平板式でも、春から秋の間であればそれは事実だと思います。

しかし、それは気温が高く放熱ロスが少ないためで、冬は採熱する傍から熱が逃げていきますから、使える熱量はかなり減ってしまいます。

 

真空管を使う意味はそこにあります。

真空は熱を通さないため、集めた熱の放熱を最小にすることができます。

 

今後、新しい技術が開発されるかもしれませんが、現時点では真空管式が太陽熱利用では圧倒的に優れていると思います。

 

ちなみに、東北や北海道などの寒い地域では「分離分割型」が良いと思います。

貯湯タンクを屋内にすれば凍結の心配はほぼなく、放熱も最小となりますし、採熱には媒体に不凍液を使えば万全です。

あとは配管の保温対策だけです。

 

これまで、寒冷地での太陽熱温水器はほとんど使われて来ませんでしたが、見直すべきではないでしょうか。

 

 

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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

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