太陽熱利用で地球温暖化阻止!

なぜ太陽熱利用はDIYでするべきなのか

2019/12/09
 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

とちぎエネットです。

 

DIYとは、英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、自分でやることの意味です。

 

専門家に頼まず、自分でできたら随分とお金を使わなくて済みますが、そうは言っても技術はそう簡単に得られるものではありません。

しかし、世の中の仕事の全てが専門的知識や技術がなければできないないことも無いわけです。

 

誰だって最初は素人ですが、上手いヘタはともかくも、大概のことは機能に支障ないくらいのことはできます。

太陽熱温水器も本来はDIYでやるべきもので、そもそも業者に任せるようなものではありません。

昔はゴムホースに水を入れて暖めていたくらいですから。

 

ところが、何でも電気でやる時代になってそんな工夫は皆さんしなくなりました。

お金があるうちはいいのでしょうが、せっかく太陽からの恵みがあるのに使わない手はありません。

 

(目次)

1.太陽熱温水器は大きなプラモデル

2.配管は簡単にできる

3.太陽熱を逃がさない

4.まとめ

 

1.太陽熱温水器は大きなプラモデル

 

子供の頃に、帆船や戦闘機などのプラモデルを組み立てたことがある人も多いと思います。

私もありますが、特に帆船は細かい部品も多く、なかなか組み立てることができずに諦めた経験があります。

今ならば人生経験も多く、情報も沢山仕入れられるのでできるとは思いますが、それなりに大変であることは間違ありません。

 

もちろん、プラモデルと真空管式太陽熱温水器を較べれば違いは歴然ですが、良く見てみれば大きさと重さの違いでかありません。

むしろ、ネジで止めるだけなのでずっと簡単です。

 

 

設置場所が、地上でも屋根でも適切な部材をネットで探せば沢山見つかるのでさほど苦労しないで済みます。

そんな意味で、我々は良い時代に生きていると言えるでしょう。

 

ただし、屋根は高いため落下したりすることもあり、危険なので素人は地上設置を心がけることが肝心です。

 

ところで、地上に設置しても大丈夫なの?

 

と、思った人もいるかも知れないので一応説明しておきます。

昔の太陽熱温水器は自然落水型で、高いところに水を上げて暖め、自然の落差でお風呂に落とすだけの装置だったのです。

 

現在では、直接給湯器に接続して給湯全般に使える圧力型(加圧型とも呼ばれます)が主流です。

これは水道圧に耐えられる構造なため、日照が良いところなら屋根でも地上でも関係ありません。

 

他にも分離分割型があり、採熱器と貯湯タンクが別になっているものもあります。

こちらも同様にどこにでも設置できます。

 

いずれの機種を選んでも、仕組みさえ分れば業者に頼むほどの高度な技術は必要ありません。

ドラーバーやスパナを持ったことがないなら、この機会にやってみてはどうでしょうか。

DIYは面白いですよ。

 

2.配管は簡単にできる

 

とは言っても配管が・・・

確かにやったことがない作業は不安ですよね。

 

私も最初に太陽熱温水器(自然落水型)を設置した時は不安でしたが、やってみたら実に簡単で、いちばん大変だったのはお風呂の壁の穴あけでした。

なにしろ孔を開ける道具が無いので、太陽熱温水器を買った業者に格安で開けてもらいました。

 

でも、圧力型や分離分割型は壁に孔を開けなくても良いんです。

 

なぜ?

 

それは給湯器の給水管に接続するからなんです。

給湯器はたいてい外にありますから、そこに取り付けるだけで普通に使えてしまいます。

 

さて、配管ですがこれも実に簡単です。

管の接続にはワンタッチで押し込むだけの便利なものがあるんですね。

一部、弁類やニップルとかはシールテープを巻いてねじ込みますが、こんなことは子供でもできる作業です。

 

それでも不安ならホームセンターに行ってください。

大きなところなら、どうしたいかを言えば部品をきちんと選んでくれ、やり方も教えてくれると思います。

 

3.太陽熱を逃がさない

 

組み立てと配管ができたら、次は保温です。

これ実はかなり大事なことなんですが、業者などは単に請け負っているだけですから黙っていると最小限しかやりません。

 

熱を発生させるには燃料を燃やせば良いのですが、自然エネルギーである太陽熱は簡単に得ることができません。

そのために、様々な工夫をして太陽の光を熱に変換しているのが採熱器になります。

 

私の扱っている真空管式は、真空が熱を通さない(逃がさない)ことを利用しています。

なので冷めにくい構造ではあるのですが、タンクはウレタン配管はポリエチレンの保温材で保温しますが、真空と較べると熱が逃げやすくなります。

 

つまり、配管の保温をおろそかにすると、せっかく集めた熱が途中で大気中に戻ってしまうのです。

それを防ぐためにはどうするか。

 

厳重に保温するしかありません。

 

私は1cmの保温材を2枚重ねを基本としています。

完全ではありませんが、よほどの寒冷地でもない限りこれで大丈夫です。

 

ただし、金属部分は要注意です。

金属は熱伝導率が高く、ここを厳重にしないと逃げられます。

 

4.まとめ

 

太陽熱を使うことの意味は何なのでしょうか。

それは経済的なこともあるし、環境負荷の問題でもあるでしょう。

 

しかし私は思うのです。

それ以前に、太陽は最初から使わなければならないものだと言うことを。

 

太陽は東から上り西に沈みます。

そんな当たり前の日常であるが故に意識しないで私たちは生活をしています。

 

ですが、太陽の光には工夫次第で大きな恵みが得られるのです。

寒い冬に太陽が出たときと出なかったときを考えてみてください。

どれほどの違いがあるのか。

 

これをもっと我家に集中的に使えたらと思いませんか。

太陽の熱は集めて使っても、ただ拡散して元の状態に戻っていくだけ。

 

何も足さない、何も引かない。

そんなコマーシャルが昔ありましたが・・・

 

私たちがやるべきことは、発電ではなく、まずは太陽熱利用をやるべきです。

自分でやればメンテナンスもできますから、暮らしが楽になります。

 

賃金も下がり、年金・国民健康保険などの社会保障が老後に当てにならない時代です。

何でも自分でやるようにして、できるだけお金を使わない生き方をすることが必要と思います。

 

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