【2020.8月度 太陽熱温水器昇温報告】猛暑だったが雲が多く温度上昇は少ない
2020/10/31

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殺人的な猛暑の8月が終わりました。
昨年も暑かったですが、今年はそれに輪をかけて暑かったように思います。
これ以上暑い日が続くならエアコンを導入しようか検討したとたん涼しくなりましたので、もう少し考える時間ができました。
さて、8月の到達温度の平均は52.3℃でした。
平均の上昇温度が27.2℃と低調なのは、気温は高いものの雲が多かったためですが、これ以上高い温度になっても使いきれませんので十分と言えるでしょう。
気温の方は連日34℃前後ありましたので、水道水の温度は8月1日の21.9℃から31日には26℃まで上昇しました。
真冬の10℃に較べると、10~16℃も違っています。
ここで改めて私のシステムを説明しますと、ベランダ型で真空管の数は32本(24+8)。
この本数だとタンク容量は120L相当ですが、実際に使っているタンクは150Lです。
当然能力が足りないので、春から秋は暖房用の採熱器を使って「昇温装置」を製作し、加熱しています。
そのためにこのような温度上昇になるわけです。
(昇温装置の構造)
ただ、ここまでやっても200Lの真空管式太陽熱温水器と同等かやや劣るくらいではないかと思います。
150Lで52.3℃を200Lに換算すると、39.2℃です。
結局のところ、8月の灯油代はほとんど要らない結果となりました。
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