【窓際の遮熱対策】遮熱材でオーディオ機器を暑さから守る

こんにちは、とちぎエネットです。
出窓など、日当たりの良い場所にオーディオ機器を置いていませんか。
私は、もともとオーディオラックに入れていたのですが、今回、どうしても使いづらいので出窓に置くようにしました。
幅は狭いものの何とか置けたのですが、問題は陽射しが強いこと。
カーテンを閉めても、夏などはかなり熱くなります。
午前中だけなのですが、3時間近く強い日照を受けると焼けて変色するため、少し工夫をしました。
- 使い勝手に常に悩む
- 機器を太陽光から守る
- まとめ
1 使い勝手に常に悩む
さて、私の最大の楽しみは音楽で、若いときから音楽をジャンルを問わず楽しんできました。
したがって、長い時間をかけて機材もそこそこ高級なものを揃えておりますので、長く大切に使っています。
悩みには、機材のレイアウトがうまく決まらないこと。
リフォーム時に専用の棚を作ってはみたものの、どうもしっくり来ないのです。
たぶんオーディオ好きの人なら、この心理はお分かりいただけると思いますが、いい音を出すことと使い勝手は別物ですから、長年ああでもないこうでもないとやっているわけです。
と言うことで、今回もしばらくぶりに移動しました。
最大の変更は、アナログプレーヤーとプリアンプを出窓に置いたこと。
これまでアナログプレーヤーは、直ぐ下のレコード棚のところにに置いていたので、中腰になるためとても使いづらかったのです。
今回は出窓にしたので腰よりも高くなりましたが、ダストカバーを上げると幅が足りないので下に板を置いて前に出しています。
これで普通に立ったままトーンアームを操作できるので、非常に使いやすくなりました。
2 機器を太陽光から守る
さて、ここで大きな問題は窓からの日差しが強いこと。
カーテンをしているとは言え、直射日光(輻射熱)を受けるのは機材にとって全く良くありません。
遮熱カーテンもあるのですが、これをしてしまうと部屋が暗くなり、よろしくないのです。
そこで、サーモプロテクト背面に置くことにしました。
これはアルミ素材の反射板で、太陽光の殆どを反射する優れものです。
朝の9時半ですが、アルミサッシのフレームでは46.3℃まで上がっています。
機器に直接太陽光が当たればこのように簡単に熱くなってしまうわけですから、音質にも影響は出るかも知れませんし、耐久性は確実に落ちるはずです。
一方、内側は24℃です。
サーモプロテクトが太陽光をほとんど反射させていますから、このような温度にしかなりません。
やってみたい方は、普通のアルミのシートならそこそこ反射してくれるはずなので、少量なら100均の商品でも良いでしょう。
注意点は、反射シートに空気層を持たせることが必要で、今回のものはプラダンを使っています。
そうしないと熱伝導してしまって効果が無いのです。
単に光を遮るだけでは対策にならないことを理解してください。
3 まとめ
最古参のFMチューナーはトリオ(現ケンウッド)ですが、40年近く使ってますし、プリアンプも15年くらいになるでしょうか。
オーディオ機器は、それなりのものを買い、大切に使えば実は20年くらいは平気で持ちます。
音楽は私にとっては無くてはならないもの。
そして、その音楽を鳴らすものはオーディオ機器です。
できるだけ丁寧に扱って長く使いたいものです。
(追伸)
移動したことで、レコードプレーヤーの回転がおかしいことに気づきました。
もう20年以上使っているで寿命かなと思ったのですが、ゴムベルトを交換してみたら元に戻りました。

オラクル DELFHI MKⅢ
実は6年ほど前に交換をしたのですが、純正だったので5,000円ほどかかっています。
まさか10年くらいは持つのではと思っていたのですが、良く見ればワイヤも入っていない単なるゴムベルトなのでそんなに持つわけがありません。(今頃気づいたか)
私の使っているオラクルのターンテーブルは2kgくらいあるようですから、これを動かすとなると少なくとも2年に一度は交換しないと正しい回転数が得られないかもしれません。(もしかして毎年)
ま、そんなことはお店では教えてくれませんでしたね。
今回のものはAmazonで1,380円。
寸法さえ合えば問題なく使えますから、ベルトドライブプレーヤーを使っている方は古いからといって諦めずに交換しましょう。
アナログレコードの音質は、再生装置にもよりますがCDなどより断然素晴らしいです。
まだまだ使い続けていきたいと思います。