我が家には、植えてから30年以上になる柿の木があります。

百目柿という種類ですが、大きくはなってもなかなか甘くならないのが悩みの種です。

管理は、多少の剪定はしてもほとんどほったらかし。

それでも毎年たくさんなるのですが、甘くなるのは数個だけです。

なので、大半は鳥さんの食糧に・・・

ところが、百目柿は不完全甘柿だということを昨年知りました。

子供のころから何十年も、ずーっと甘柿で生で食べるものと思い込んでいたわけですが、「目から鱗」とはこのようなことかも知れませんね。

ウキペディアを読むと、百目柿の干し柿が「枯露柿」と記載されています。

なんとも勉強不足で情けない話ですが、一度信じてしまうと何かのきっかけがないと気が付くのは難しいのかも知れません。

今年も干し柿を作りました

さて、今年も百目柿はたくさんなってくれたのですが、暑かったせいなのか次々と熟れて落下してしまいました。

このまま放置すると大半が落下してしまうので、色づいた柿は早めに収穫して干し柿にしています。

この状態ならまだ渋いですが、固いので干し柿にはちょうど良いようです。

これは5日前につるしたもの。(真ん中の3個)

天気も良かったせいで、もうかなり乾燥していますから、あと1週間くらいで食べられるでしょう。

これは昨日(18日)に吊るしたものです。

天気がしばらく良いようなので、黴てしまうことはなさそうですが、柔らかめのものは干し柿には向いていないようです。

真ん中のものはギリギリな感じですね。

あと数個残っていますが、赤くなり次第干し柿にしたいと思っています。