太陽熱利用で地球温暖化阻止!

【太陽熱利用の効果】過去3年間の灯油使用量を検証する

2020/02/02
 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

とちぎエネットです。

 

私は2010年の6月から太陽熱利用(温水と暖房)をやってきたわけですが、その間、真空管式太陽熱温水器の性能の高さに驚きつつも、思ったような結果が得られず何度もやり直しをしました。

その甲斐あって概ね満足のいく状況になりましたので、過去3年間の灯油使用量を考察し、さらなる改善をしていきたいと思います。

 

  • 2017~2019までの灯油使用量
  • さらなる燃料消費削減を目指して
  • まとめ

 

 

2017~2019までの灯油使用量

 

そもそも太陽熱温水器を導入したのは、東日本大震災の前年2010年6月からでした。

当時は家を建ててからすでに27年経過し、老朽化のせいか冬にはいくら暖房を焚いても寒く、石油ストーブを何台も使っていました。

加えて那須野が原の水道水は冷たく、お湯を沸かすにも大量の燃料が必要でした。

 

記憶が定かではないのですが、一番寒い1月から2月にかけては月に灯油を200リットル以上使っていたと思います。

つまり、ドラム缶2本では足りなかったのです。

 

そのため、このままだと経済的に立ち行かないし、地球環境にも悪いと思ったのがきっかけで太陽熱温水器を導入したわけです。

それから、定年(2013年)を機にリフォームをして太陽熱暖房もするようになりました。

 

ただ、暖房システムは技術が未完成で何度もやり直し、結局完成したのは2018年の冬になってしまいました。

なお、使っている太陽熱温水器は分離分割型(ベランダ型)ですが、採熱器100L用に150Lタンクの組み合わせのため、能力が不十分なため昨年秋に真空管を8本追加してあります。

しかし、150Lの標準が36本に対して32本なので、いずれ何かで余りでも出たら追加しようと思います。

 

以下の表をご覧ください。

大幅に灯油の使用量が減少しています。

 

 

※2018年12月 太陽熱暖房の採熱器を変更

※2019年の10月 太陽熱温水器の真空管を追加

 

これまで暖房にかかる灯油の使用量は、1~2月の3ヶ月間は平均で120ℓくらいでしたが、太陽熱暖房を使うと50ℓくらいで凌げるようになります。

2017年の1月期で考えると、太陽熱暖房を使わない場合には160+70=230ℓとなります。

ドラム缶は200ℓ、それ以上使うわけですから灯油を買いに行くのが大変だったわけです。

 

それから太陽熱温水器の推移も見てみましょう。

真空管を追加したのは2019年10月で、効果が分かるのは11~12月までの2か月間です。

11月が80ℓから60ℓに20ℓ減っていますが、まだ太陽熱暖房が始まっていませんので、これが効果と考えてよさそうです。

 

さらなる燃料消費削減を目指して

 

2010年以前のデータはありませんが、灯油の消費量は当時から較べるとたぶん半分以下にはなっているものと思います。

しかし、未だに年間700ℓも使っているわけで、もう少し何とかしたいところです。

 

(2019年の内訳)

給湯用 石油ボイラー  550ℓ

暖房用(石油ストーブ) 150ℓ

計           700ℓ

 

暖房用の灯油については、その年の気候で大幅に変わることもあるかもしれませんが、これ以上の削減は困難と思います。

一方、給湯用はまだ削減の余地があります。

 

200Lの太陽熱温水器を導入した家庭(夫婦と子供2人)を例に挙げますと、4~9月 80ℓ、10~12月 80ℓ、1~3月 80ℓの計 240ℓ程度と聞いています。

つまり、給湯用に限っては我が家の半分以下なのです。

もちろん、昨年の10月に真空管を追加したので今後はさらに燃料消費が減ることは間違いありませんが、150ℓの温水器では限界があります。

 

当初計画では、太陽熱暖房を使わない春から秋の期間を自家水を接続してお風呂の給湯に利用する予定でした。

実際に最初の2年ほど運用したのですが、90ℓ(30×3)のタンクに108本の真空管ですから、曇りの日でもお風呂に入れるくらいのお湯にはなりました。

 

しかし、残念ながら採熱器からの漏水で断念しました。

原因は、真空管設置後速やかに水を通さなかったせいでシリコンガスケットが傷んでしまったのです。

漏水対策をしてもダメだったので、その後2度の設計変更を経て現在の採熱器になりました。

 

現在の採熱器にも同様な装置はできるのですが、もはや面倒でやる気が起こりません。

そこで考えたのが自家水の利用方法を変えることです。

 

地下水は年間を通して16~17℃くらいでほぼ一定です。

一方、真冬の水道水は非常に低くて冷たいだけでなく、タンクに貯めてあるので気温が低いと更に下がってしまうのです。

 

今年の1月5日から20日まで、貯湯タンクの温度を測ってみましたのでご覧ください。

 

 

こうして表にして並べてみると、今年は暖冬のせいか冷え込みの弱日が多く、朝の温度がさほど下がっていないことが分かります。

冷え込み「中」の日で、気温はマイナス2~3℃くらいですが、これ以上下がるとタンク内の水の温度は5℃以下になります。

これで天気が悪い場合には、この温度から沸かすのですから燃料が嵩むのは当然なのです。

 

そこで考えたのは、到達温度が16℃まで達しない場合にはお風呂は自家水で使うこと。

水温が10℃前後違うのは大きいですし、僅かですが水道代の節約にもなるわけです。

 

石油ボイラーでのお湯張りは自動運転なので、この場合は汲み置きしておいての追い炊きとなります。

多少面倒ですがやってみる価値はありそうです。

 

まとめ

 

消費税増税もあり、生活が非常に厳しくなってきています。

灯油は生活に欠かせないものですが、昨年は2017年と比較すると16.3円も値上がりしています。

直近の単価は83.8円/ℓ(税込み)。

 

もしかすると、灯油が100円/ℓの時代がもうじきやってくるかも知れません。

当然ながら、電気やガスの価格も上昇するでしょう。

 

私たちがやれることはいかに消費を少なくするか、そのためには自然エネルギーである太陽熱を使っていくしかありません。

 

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