冬もそろそろ終わりますが、例年になく何度も太陽熱温水器(循環系の配管)が凍りました。

原因は、これまでにない強い寒波が来たせいもありますが、保温材が劣化してきている可能性もあります。

設置して7年が経つので、そろそろ交換の時期かもしれません。

ということで、やはりソーラーエアーヒーターでお湯沸かしが理想ではないかと改めて思っています。

しかし、タンクが廃版でないわけです。

ところが、ある方とお話をしていたら、自作もできる可能性が出てきました。

もちろん、一から作るのは無理なので、廃棄されたエコキュートの貯湯タンクを利用する案です。

コストがかからず、実験には最適だと思われます。

貯湯タンクを国産にする

オリジナルはこんな感じです。

内容量は250リットルですが、空気層があるので外寸は300リットルと同じくらいでしょうか。

仕組みは単純で、タンクの外側に温風を循環させて熱交換するだけです。

温風をしたから入れて、上から出す簡単な構造なのでそう難しくないはずです。

設置のイメージとしては、以下のようにするのが一番楽な施工です。

風管が100mmと太いものを使うので、最短距離にして放熱ロスを最小限にすること。

さらに、タンクに屋根をつけて、風雨や雪に晒されないようにすれば理想的でしょう。

もちろん、強い紫外線に当てないことも重要です。

配管は地中埋設すれば、かなりの寒冷地でも凍結は避けられますので、この方式なら北海度でも大丈夫でしょう。

問題は、そんな場所があるかどうか。

なければ屋根になってしまいますが・・・

※図では給湯ボイラーに接続していますが、あくまでもイメージです。実際には直接には繋ぐことはありません。

もう少し煮詰めて、実現を目指していきたいと思います。