ミカン(温州ミカン)が美味しい季節になってきました。
でも、袋で買ってくるといつの間にか腐っているものが出てきます。
最後まで食べ切らないうちに、1~2個はダメになってしまうのはもったいない。
何とか腐らせない方法は無いものか。
この記事の最後にはこうあります。
カビたみかんを見つけたら、迷わず処分しましょう。
腐った部分だけを取り除くだけでなく、かびていたみかんに関しては丸々処分したほうがいいでしょう。前述の通り、カビていない部分にもカビ菌がついている可能性があります。
そのカビていたみかんの周りのみかんもきれいにふき取り、そして早めに召し上がってくださいね!
ただ、気を付ければみかんはそれなりに保存のきく果物でもあります。
保存方法には気を付けて、おいしいみかんを長く味わってくださいね。
確かにそれは分かるのですが、もっと良い方法があります。
それは、買ってきたときにホタテ貝殻焼成パウダーで洗ってしまうこと。
この粉の特徴は、抗菌力が非常に強く、ミカンの表面についているカビ菌を死滅させることができます。
目には見えませんけどね。
しかも、成分はホタテの貝殻100%の完全オーガニック。
では、これを使ってミカンを洗ってみましょう。
みかんの銘柄は
これは本日買ってきた、愛媛県産の玉津みかん。
これまで2回同じものを買いましたが、美味しかったので今回もこれにしました。
サイズはS、小さいみかんの方が、酸味と甘みのバランスが良いと思っています。
Mサイズはともかく、Lサイズは大味かと。

はい、講釈は置いといて、写真の下にあるのが1週間前に買った最後の1個です。
少し萎びた感はありますが、腐りは見られません。
裏も見てみましょう。

こちらも大丈夫でした。
食べたところ、水分が幾分少なくなって味が濃くなった感じもします。
ミカンの状態にもよるでしょうが、私の実験では、ホタテ貝殻焼成パウダーで洗うと1週間くらいは十分に持っています。
ま、1袋のミカンが1週間も食べられずに残ることは稀ではありますが・・・
ミカンの洗い方
洗い方は実に簡単です。

ホタテ貝殻焼成パウダーを小さじ1杯(1g程度)くらいをボール(1リットル程度)に入れてかき回します。
分量は、あまり正確でなくても大丈夫です。
次にミカンを中に入れます。
たったこれだけ。

浸す時間は5分もあれば十分です。
これでカビ菌だけでなく、農薬やワックスなども落ちてしまいます。

今回は、意外なことに色に変化なし。
前回はかなり黄色くなったのですが、もしかすると農薬をかけていないものに当ったのかもしれません。
新しいミカンと古いみかんを較べてみました。

赤丸は前回買ったみかんです。
水分が飛んだのか、小さくなっているように見えます。
最後に、簡単に水洗いをして布巾などで水分をふき取ります。

下にキッチンペーパーなどを敷いておくと、より腐りにくくなると思います。
ミカンのように腐りやすい果物は、鮮度の高いうちに食べるのがベストです。
しかし、今時期はリンゴとか柿など食べたい果物がたくさんあるのですぐには食べきれないこともあります。
そんな時には、ホタテ貝殻焼成パウダーで洗っておきましょう。
なお、カボチャなど水に浸すのが面倒な野菜は、水溶液を作っておいて表面にスプレーしても効果があります。
あと、ミカンの皮も農薬やワックスが除去されているので再利用も安心です。
かかる費用は、1回1グラムとすると6~7円程度。
1袋(10個入り)480円のみかんを買った場合、1個腐らせてしまうと48円の損失です。
洗っておけばゼロ。
そして鮮度も保ちますから、美味しいだけでなく、すぐに元が取れるはずです。