早いもので、もう今日から9月です。

まだまだいやになるほど暑いのですが、秋野菜の準備をしなければいけません。

先に白菜やキャベツは蒔いてはありますが、ブロッコリーはまだでした。

種まきは8月中となっているのに躊躇していたのは、この暑さもありますが、これまで1回もうまくできていないことが大きな理由です。

もちろん垂直仕立て栽培ですから、ほかの野菜がうまく行っているのにブロッコリーがダメだなんてよく分かりません。

とはいえ、ブロッコリーとカリフラワーの種が、まだ少し残っていますので今回も挑戦することにしました。

<ブロッコリー/ドシコ>

これは2020年に野口の種から購入したものです。

袋には種子寿命(3~4年)と書いてありますから、ギリギリな感じですね。

<野崎早生カリフラワー>

これも同じく野口の種で買ったものですが、一度小さなものができたことがあるものの、食べるほどではありませんでした。

いずれにしても、残念な野菜ですから今回は何としても成功させたいと思っています。

垂直仕立て栽培の基本ができているか

さて、ブロッコリーがうまくできない理由はなんでしょうか。

このように、それなりに大きくはなるものの、肝心の花蕾が大きくなりません。

何か原因があるはずなので、とりあえず基本を大まかに見直すことにします。

1 土づくり

夏野菜を片付けたら、排水の良い幅60cm程度の畝を作る。

2 種まき

蒔き時期は8月中旬、株間は40cm。

ポットに蒔く場合は、30日程度育苗し、本葉4枚で定植。

※黒マルチをした方が良い。

3 メンテナンス

播種時期は気温が高く、虫の活動が活発な時期なので、草丈15cmまでは防虫ネットや寒冷紗でカバーする。

4 成長に合わせて誘引

草丈が15cmになったら誘引を開始する。

以上、ざっとこんなものでしょうか。

うまく行かない理由はマルチ?

何ごとも同じですが、「やっている」と「できている」には大きな違いがあります。

同じ野菜でも、見よう見まねで簡単にできるものもあれば、そうでないものがあると考えるのが良さそうです。

つまり、ブロッコリーはきちんと基本を守らないとうまく行かない野菜なのかも知れません。

特に思い当たるのは、草マルチはしてきましたが、ビニールマルチはやってきませんでした。

これは土壌水分の安定と、地温の上昇が見込めるので初期の生育に有利に働きますし、草も生えないので管理も楽になります。

半面、終了後には処分しなければなりません。

しかし、草マルチよりも面倒な部分はあっても、今回はビニールマルチをきっちりやろうと思っています。

それ以外は特に問題はないはずなので、今回はなんとか成功したいですね。

まずは発芽の確認から・・・