数日前から急に寒くなりました。

それまでは暑いくらいだったのに、あまりの急激な気温の変化に体がついていけません。

そんな状況ですが、畑の野菜にはちょうどいいかなと思っていたのですが、やはりそうはうまく行かないものです。

大玉トマトは不発

大玉トマトは、今年も樹ぼけになってしまい実がなりませんでした。

樹ボケとは、大きくなるものの実が着かないことを言います。

「樹ぼけ(きぼけ)」とは サカタのタネのHPより

【意味】
窒素肥料のやり過ぎなどで、樹(株)が茂り過ぎてしまうことです。

【使用例】
「この植物、肥料のやり過ぎで樹ぼけしてるよ」

【豆知識】
トマトなどが樹ぼけになると、茎葉ばかりが茂り、着果が悪くなります。

一般的な栽培では窒素肥料のやりすぎで樹ぼけするとされていますが、垂直仕立て栽培は肥料を与えません。

そして、花はたくさん咲いたものの、実が着かないのはなぜでしょうか。

こんな記事がありました。

ミニトマトの実がならない……その原因と対策方法

(一部抜粋)

一番花の着果不良を防ぐには、人工授粉が効果的です。一番花が咲いたら、指で軽くはじいたり、綿棒などでこすったりして人工的に受粉させましょう。

なるほど、人工授粉が効果的なようです。

来年は積極的にやってみたいと思いますが、もしかすると今年は異常な暑さのせいで受粉がうまく行かなかったせいもあるかもしれませんね。

中玉トマトを霜が降りる前に収穫

しかし、中玉トマトだけは予想外にたくさんなり、現在でも写真のように鈴なりになっています。

まさにブドウの房のようです。

ただ、もう朝晩10℃を下回るような気温になってきたのでいつ霜が降りるか分かりません。

そのため、霜で傷んでしまう前に収穫しました。

トマトの追熟は、少し黄みがかかって透明感があるようなら大丈夫です。

太陽の当たる温かい場所に置いておけば、しばらくすると赤くなります。

もちろん、自然に赤くなったものよりも若干味が落ちるのは仕方がないことですが、それでも十分に美味しいです。

何と言っても、無肥料栽培のトマトですからね。