スイカの栽培は、道法スタイルを知った2021年の春から始めました。

初年度は成功したものの、ここ2年は途中で失速しています。

そんなわけで、今年は春先から慎重にやってきているわけですが、果たしてうまくい行くのか正念場となりました。

スイカの現状

昨日は矢板の畑の様子を見に行ってきました。

春野菜が終わったところなので、今のところはサツマイモやトマト・ナス、キュウリ、そしてスイカがメインです。

垂直仕立てでスイカを作って4年目ですが、最初の年だけはこんな大きなものが採れたわけです。

今になって考えれば、まさにビギナーズラックだったのでしょう。

そこで、何が悪かったのかを考えましたが、肥料を使っていないので考えることなんてほとんどありません。

道法スタイル(垂直仕立て栽培)では、スイカの蔓をすべて同じ方向に誘引するだけで、摘芯などもしませんからできなかった理由が良く分かりません。

なので、色々調べていたらこんな動画を見つけました。

詳しくは動画を見ていただきたいと思いますが、要点は以下の通りです。

1 梅雨が明けるまでは雨よけシートをしておかないと受粉がしにくい

2 受粉には高い温度が必要

梅雨入り前に雨よけシートをすべし、とあったので早速やってみました。

雨よけシートを改めて買うこともないので、代わりに不織布にしましたが特に問題はなさそうです。

7月10日に掛けたのですが、途端に本格的な梅雨入りとなり、何とか間に合ったようです。

そのおかげかどうか分かりませんが、昨日は4個ほど確認できました。

まず、ブラックラグビーという品種。

小玉スイカで、作りやすい5~6kgサイズ。

今のところ3個あります。

もう1種類は大玉スイカ。

これは昨年の種が余っていたので蒔いたものです。

蒔いた場所があまり日当たりが良くないのでどうかと思いましたが、何とか1個受粉に成功していました。

今年の梅雨は異常に気温が高く、雨も少なかったので、雨除けカバーはやはりあった方がスイカも生き生きしているように見えます。

なお、このことはメロンやカボチャにも言えると思います。

都合2本しか作っていませんが、最初に蒔いたものは蔓の長さが5m以上にもなっています。

今のところ確認できているのは全部で4個ですが、これからまだ生るのではと期待は膨らみます。

まとめ

垂直仕立て栽培は非常にシンプル。

肥料も農薬も使う必要がなく、縛る(平衡に誘引)ことで植物ホルモンを活性化させる画期的な栽培法です。

トマトやキュウリだけでなく、このような大型の野菜まで簡単に作れてしまうのはまさに驚異的ですが、これは別な意味で不都合な真実と言えるでしょう。

同じように肥料を使わない自然農法が普及しない理由は、大手マスコミなどが一切取り上げず、宗教がかった怪しい技術としてきました。

垂直仕立て栽培も同様に、世間にはほとんど知られておらず、私が知ってから4年目ですが未だに道法氏がマスコミに出るようなことは一切ありません。

利権の渦巻くこの日本、いや世界中でこんなことが知られてしまったら困る人が多いことは分かります。

ですが、私たちはそろそろ目覚めないと命まで取られかねない状況までになっているのです。

この世は嘘ばかり、覚醒しましょう。