垂直仕立て栽培は私にとって魔法の技術です。

種を蒔き、芽を出て少し大きくなってきたら、葉を上に向けるだけでできてしまうのは未だに信じられません。

キャベツでも大根でも肥料なしでできているので、そんな疑う余地はないのに、まだどこかで信じていない自分がいます。

なので、ちょっと難しいかもしれないゴボウにも手をだしました。

昨年はうまく発芽せずうまく行きませんでしたが、今年は場所も良かったのかそこそこうまく行ったようです。

種を蒔いたのは4月22日、7カ月以上もかかっていますがとりあえず掘ってみました。

なお、垂直にする方法は、最初は保温パイプを使い、大きくなったら支柱を建て麻ひもで葉を上向きにしておきました。

ただそれだけです。

問題は、場所が狭くスコップでは掘り切れず途中で切れてしまったこと。

予想はしていましたが、うまく掘れないのです。

ゴボウはやはり買った方が楽なのは間違いなさそうです。

そして、洗ってみると又割れしているし、見栄えも最悪です。

場所も良くなかったのかも知れませんが、やはりゴボウは難しいですね。

ダメなところを取り除けば、1回くらい煮物やキンピラには使えそうです。

まとめ

結局のところ、垂直仕立て栽培そのものはうまく行ったような気がしますが、又割れしてしまいちょっと残念な結果となりました。

ただ、今回は普通の長いゴボウだったので、根の短いものだったら上手く行った可能性もあります。

次回の候補としては大浦牛蒡にしようかと思います。

■特徴
●本種は千葉県大浦の原産で、普通の牛蒡と形質の異なった優良品種です。特に中央部が太く紡錘形で径10cm位にも達する豊産種です。
●根は長さ60cm位の短根種で、肉質は粗く空洞も大きく空隙も多いですが、柔かく食味抜群で昔から親しまれてきた品種です。
●特有な香気で風味格別なので、特に煮食用に最適な牛蒡です。

空洞が大きいのは欠点ですが、柔らかく食味抜群と聞いては作らざるを得ませんね。

場所は矢板の畑にしかありませんが、さてどこにしましょうか。