11月に入ってキャベツがだいぶ大きくなってきました。

これは9月12日に定植したものですが、苗づくりがうまく行かなかったので購入したものです。

結構うまく行っているように見えますが、当初は病気は出ないものの虫にかなりやられて心配でした。

しかし、その後は順調に育っていて、葉が巻き始めています。

もちろん垂直仕立て栽培なので、苗が小さいうちから配管カバーを使って葉を上向きにしています。

もう何度もやっているのでだいぶ慣れましたが、今回が一番良いかも知れません。

ただ、うまく行かない時があるので、いろいろと改善しながらやっています。

コンパニオンプランツにレタスを傍に植えてみた

さて、野菜には相性があることはよく知られています。

コンパニオンプランツと呼ばれ、これを一緒に植えると出来が良くなったり、病気になりにくい、あるいは虫の被害が少なくなるなどの利点があるようです。

今回は、キャベツにはレタスが良いというので周辺に植えてみました。

そのせいかなのか分かりませんが、どちらも出来が良いです。

それはそれで喜んでいたのですが、今日はレタスがキャベツの下に入り込んで葉を持ち上げているように見えました。

実際には、単に大きくなっただけなのかも知れませんが・・・

これまでキャベツの垂直栽培では、支柱を立てて紐で葉を上向きに持ち上げていました。

この方法なら紐で縛る必要もありませんから一石二鳥です。

レタスを収穫してしまったところは、竹串などで葉を持ち上げていますが、ちょっと早まったようです。

いずれにしても、キャベツとレタスの相性は抜群なようですが、たまたまなのでしょうか。

来春も同じようにやってみようと思います。

キャベツもレタスも病気は出ないが虫には注意

ところで、垂直仕立て栽培をやっていて驚くのは、病気がほとんど出ないこと。

キャベツに限らず、うまく作れないことは当然ありましたが、病気でダメになったことはありません。

肥料を使わないので病気にはなりにくいようです。

しかし、虫(特に青虫)にはやられることは多いです。

ただ、垂直仕立て栽培は成長ホルモンの効果で虫が寄り付きにくいと言われるので、まだ栽培技術が十分ではないようです。

そのため、今のところは防虫ネットを掛けています。

蝶々よけにふわっと掛けてあるだけなのですが、それでもかなり効果があります。

ただし、時々見回りをしないとやられますので油断は禁物ですが・・・

いずれにしても、キャベツはここまでくれば今月下旬には収穫できそうですね。

なお、今回作ったレタスはマリノという品種です。

■特性
●晩抽性にすぐれ、高温期の栽培に最適な早生種です。
葉色は鮮緑色、草姿は立性、株張り抜群で安定した生産が可能です。
●葉を順にちぎって収穫できるため、長く食べられます。

●収穫した後の切り株から出た二番穂がスティックレタスになって、再度収穫できます。

玉レタスは難しく、サニーレタスはちょっと苦いので好きではなかったのですが、マリノはとても美味しいです。

葉をちぎって収穫できるとありますので、長く収穫できるのも大きな利点です。

ひとつ気になったのは、アブラムシが結構着くこと。

葉が枯れるとかの影響はありませんが、気になるところです。