【アースシップ】廃材などで作る冷暖房フリーの家とは?

とちぎエネットです。
facebookの友人の投稿で知ったのですが、電気を使わず一年中室内が21℃に保たれるらしい凄い家があるとのこと。
なにごとやればできる、と言うか私もまだまだやれることがあるものだと再認識しました。
- 究極のエコハウス
- 真空管式太陽熱温水器が使われています
- まとめ
1 究極のエコハウス
さて、アースシップの家はどのようなものか。
以下は、記事からの引用です。
古タイヤ、空き缶、空き瓶などの廃材と、
そこにある土で出来た家で、
冷暖房ナシで一年中21℃を保つとか。
水も雨水を循環させる仕組みを完備しているんです。
これだけ読むと、かなりおんぼろな家を想像してしまいますが、さにあらず。
かなり立派だし、魅力的ですね。
2 真空管式太陽熱温水器が使われています
具体的な内容は、記事を読んでいただくとして、私が感心したのは真空管式太陽熱温水器をちゃんと用意しているところです。
なぜかと言うと、このような記事ではソーラー発電ばかりが注目され、生活に一番必要な熱に関しては薪を燃やして自給するというものが多く、現実的ではないなと思うからです。
暖房は、薪やペレットストーブが流行で、それが環境にさも一番優しいのだと言わんばかりです。
でも、暖炉の薪を割ったり、五右衛門風呂の火を燃してお風呂に入って御覧なさい。
よほどの物好きでもない限り一ヶ月で根を上げるのではないでしょうか。
私の子供の頃は、煮炊きやお風呂は薪や籾殻でした。
火を燃やすので危ないですから、当然ずっと側についていなければなりません。
なんで薪なんて使いたがるのか、都会人の発想なんですかね。
この記事でも暖房は薪ストーブですが、これほどの敷地があるなら真空管式太陽熱温水器で暖房もやられたら良いのではと思います。薪の使用量が大幅に減りますから生活も更に楽になります。

アースシップのイメージ
このイラストでは、電気は太陽光パネルと風力発電で、理想的な組み合わせになっています。
特に風力は、風があれば夜でも電気が起こせるのが魅力です。
そして、生活水は雨水を溜めてろ過して使うようです。
これは、高性能な機材があるからこそできることだと思いますが、以前ならかなり難しかったようにも思えます。
徳島県美馬市に、自給自足できる家 『EarthShip』を建設したい!
3 まとめ
このような家は、どこでもできるわけでもないので現実的ではないと思われるかもしれません。
でも、それができなくても参考になることは多いはずです。
もし住んでいる家が日当たりが悪かったら、風力発電を検討しても良いでしょうし、地下水が豊富だったら井戸水を使う手もあります。
要は、その土地の特徴を生かした生活をするかどうか。
家は作った瞬間から多額の維持費がかかります。
とことん研究して維持費を少なくするのが賢い生き方ではないでしょうか。