太陽熱利用で地球温暖化阻止!

【まやかし】自然エネルギー=電気ではない

2020/01/08
 
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nonofho
元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

 

とちぎエネットです。

 

ちょっと気になる動画があったのでご紹介します。

「電気代ゼロ社会の到来とエネ転がもたらす経済の転換」という金子勝氏の動画です。

 

 

内容をまとめるとこんな感じでしょうか。

・世界は再生可能エネルギーで大転換しているのに、日本は大幅に遅れている。消費税5%などと馬鹿を言っている場合じゃない。

・東芝に続いて日立、原発に拘ると大会社であっても潰れる。

・欧州では、地域単位の発電で100%自然エネルギーに成功した事例がある。余った電力は温水にして利用している。

・発電単価はすでに1円台で、タダに近い単価となっている。

 

私も自然エネルギー派なので、金子氏や飯田氏が主張されていることには概ね同意できるとしても、政治が動かない現状ではどうにもなりません。

それから、このような識者の多くは電気ばかりで太陽熱には全く触れないところにいつも違和感を覚えます。

 

確かに原発は危険だし、石炭火力は二酸化炭素の排出が多く問題だとは思いますが、ではどうして電気の使用を減らすことから始めないのでしょうか。

電気の使用量を減らせば自然エネルギーに転換するにも楽なはずでしょう。

それを言わない、やらないでは片手落ちではないでしょうか。

 

私の考えは以下のとおりです。

1.自然エネルギー(再生可能エネルギー)は電気のことではない

2.太陽光利用以外は止めた方が良い

3.個人ができること

4.まとめ

 

1.自然エネルギー(再生可能エネルギー)は電気のことではない

 

この方々にとっては、再生可能エネルギーとは電気のことなのでしょうが、それは間違いです。

都会のマンションなどに住んでいて、生活の全てが電気を使わないと生きていけないのでこうした考えになるのでしょう。

 

そもそも再生可能エネルギーなんて言葉がまやかしで、エネルギーは再生できません。

新たに発生しているだけです。

 

私たちは、世界のどこに住んでいても太陽の恩恵に与って生きていますが、それは太陽光による熱なはずで、最初から電気があるわけではありません。

この動画でも太陽熱について全く言及していませんが、これは日本だけのことではなく、世界的に同じ傾向のようです。

 

あまり知られてはいませんが中国だけが積極的に取り組んでいるように感じます。

 

PCM温風器を使ったマンション(中国)

 

一つ疑問があります。

それは、電気が簡単で大量に作れるようになれば本当に地球環境が良くなり、発電単価が安くなるのでしょうか。

私には、そんなバラ色の未来があるとは到底思えませんし、電気を使い過ぎて新たな問題が発生するに違いありません。

 

それよりも、いかに電気を使わない生活を考えませんか。

電気でお湯を沸かしたりせずに、最適な方法で熱と電気を使うように心がけませんか。

 

太陽熱は、発電のように光を電気に変換する装置が必要がない、まさに自然なエネルギーなのですが、太陽光で電気を得るためには高度な科学技術が必要となります。

このため、開発に莫大な資金を必要とするテクノロジーが安く提供できるはずがないのです。

 

淡い期待は禁物ではないでしょうか。

 

2.太陽光発電以外は止めた方が良い

 

発電方式として一番優れているのは太陽光発電と私は思います。

その理由は、電気の地産地消ができるからです。

 

この動画でも言っていますが、その地域で発電していけば長い送電網が必要なくなりますし、コストも大幅に下がるはずです。

個人住宅で発電し、オフグリッドできれば最高です。

 

太陽の光は、物質に当たれば熱を発生します。

電気に変換しても、使う過程でやはり熱が発生して自然に戻っていきます。

地産地消であれば、環境に対して何の負荷も与えないわけです。

 

他の発電方式は、すべて様々な問題を引き起こすことになります。

水力発電は、川の水をせき止めることにより、河川の流量変化で深刻な自然環境へのダメージがあります。

小水力発電にしても、水利権やごみの問題は避けて通れません。

 

風力発電は渡り鳥などへ影響だけでなく、低周波の発生や風が弱まることへの影響が未知数で、洋上発電は海はだれのものかが漁業との調整などが問題になります。

地熱発電にしても、地面に穴をあければどうなるのか、分からないことだらけではないでしょうか。

 

原子力発電に至っては、一度でも大事故を起こせば人が住めない場所になりますから論外です。

 

このように、太陽光発電以外は環境への影響が大きいことが分かります。

もちろん、現在のメガソーラーに問題がないとは言えませんが、技術革新が進めばこのような大規模なものは必要なくなるはずです。

 

テレビのディスプレイにしても有機ELのように、ブラウン管だったものが、薄型の液晶から更に薄くなったように、太陽光発電パネルも窓に張り付けることができるようになるでしょう。

実際にそのようなものが実用段階ではないものの開発されています。

 

ただ、現状では工場のような大電力を使うものは火力発電しかないのではないでしょうか。

それでも、太陽光で賄いきれない部分のみであれば大幅に化石燃料の削減になるはずです。

 

3.個人ができること

 

これから家を建てる人はもちろんですが、エコキュートが耐用年数が来た時には太陽熱温水器と給湯器にしませんか。

たったこれだけのことで大幅に電気の使用量が減ります。

 

加えて、少しだけ太陽光発電をやりましょう。

1KWくらいの小規模のもの、あとは中古のバッテリーを並べれば簡単に自家発電ができます。

 

太陽熱温水器+太陽光発電

 

それで夏の冷房とか照明を賄います。

完全なオフグリッドでなくても、常に電気が必要な冷蔵庫などは商用電力に任せれば良いのです。

万が一故障したときの保険として、基本料金くらいは電力会社に払っておきます。

 

完全なオフグリッドは理想ですが、お金がかかりすぎますから、熱は7割、電気は半分くらいを目安に計画すると良いでしょう。

一度設置すれば、15~20年は安泰です。

 

人生は何があるか分かりませんから、お金があるうちにインフラを整備してくのが大切ではないでしょうか。

 

4.まとめ

 

個人は、電気が自然エネルギーがと浮かれず、できるだけ消費しない生活をすべきと私は考えます。

何しろ、消費をすると10%も罰金を取られる国に住んでいるのですから。

 

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元地方公務員。農業土木技術者。農業基盤整備の設計・施工に係わること42年、そのノウハウを生かして自然エネルギーの有効利用を考えています。栃木県在住。

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